あらすじ プロフィール 担当編集者より


『マダム・キュリーと朝食を』刊行記念

小林エリカ × 西加奈子 × 若木信吾 トーク&サイン会
「新しい世界を旅するために」


小林エリカさん初の長編小説『マダム・キュリーと朝食を』の刊行を記念して、作家の西加奈子さん、写真家の若木信吾さんをゲストに迎えたトークを行います。
お三方にとっての「旅と創作」についてたっぷりと語っていただきます。

日時:2014年7月19日(土)19:00~ 場所:青山ブックセンター本店 (お問い合せ先:03-5485-5511) 詳細・予約はこちら

マダム・キュリーと朝食を
マダム・キュリーと朝食を
小林エリカ
定価:1300円(本体)+税
ISBN:978-4-08-771573-6
2014年7月14日刊
装丁:田部井美奈 装画:小林エリカ(Kvina)
あらすじ

どうして、目に見えないもののことは、
みんなこんなにも簡単に忘れてしまうんだろう。


「東の都市」へと流れた来た猫と、震災の年に生まれた少女・雛(ひな)。
目に見えないはずの放射能を、猫は「光」として見、少女の祖母は「声」として聞く――。
キュリー夫人やエジソンなど、実際のエネルギー史を織り交ぜながら時空を自在に行き来し、見えないものの存在を問いかける。卓越した想像力が光る、著者初の長編小説。


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プロフィール 小林エリカ 1978年、東京都生まれ。作家・漫画家。近著に、アンネ・フランクと実父の日記を巡るノンフィクション『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、作品集『忘れられないの』(青土社)、放射能の歴史をめぐるコミック『光のこども1』(リトルモア)など。本作は第27回三島由紀夫賞候補に選出。




担当編集者より

著者の小林エリカさんは、10年以上前から"放射能"に興味を持ち、完全に独学で研究者マリー・キュリーの暮らしのディテールを細かく調査するなどの活動をライフワークのように続けてきました。
実際にあったエネルギーの歴史を織り交ぜながら、「目には見えないけれど、確かにあったもの/こと」の存在を問いかけます。
まだ誰も読んだことのない未来小説です。
ぜひご一読ください!




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