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担当編集のテマエミソ新刊案内

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錏娥哢奼

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『錏娥哢奼(あがるた)』花村萬月

定価:2,200円(本体)+税 10月26日発売

 むむっ、これは現代の山田風太郎か。はたまた、今どきの半村良か。〈平成の忍者小説〉の決定版、誕生です。

 伊賀の山中深く八劔(やつるぎ)なる忍びの一族がいた。裏伊賀とも称され、血を掛け合わせ人材を生み出すブリーダー集団でもあった。元和5年、一族にひとりの赤子が誕生する。その名は、錏娥哢奼。忍びの技を磨き、見目も麗しく成長した彼女は、いくつかの旅で男たちと交わり、ますます妖しく輝きを放つ存在となる。寛永14年、天草四郎時貞と共に蜂起し、徳川家康の秘められた正体に迫っていく。仲間と共に江戸城に潜入。図らずも家康から家光を引き合わされ、すべてを託される。閨の技で家光を籠絡し、思うがままに操り始めた錏娥哢奼は、一族に背く存在となった。そして、ついに蛆神との決戦に挑む!

 美貌の女忍びが時空を、常識を飛び越えて乱舞する。ちょいエロで、めっちゃ破天荒。鬼才・花村萬月が未だかつてない忍者小説をひっ提げて、ここに参上!
(編集H)


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