『ヘッセの夜 カミュの朝』ささめやゆき
定価:3,000円(本体)+税 3月5日発売
絵本や書籍のイラストレーション、ポスターなど幅広い活躍をしている
						ささめやゆきさんが、独学で絵を描き始めたのは24歳の冬。
						それからパリ、ニューヨーク、再びフランスに行き
						ひたすら絵を描く日々を過ごす。
日本に戻ってからは版画制作にも取り組んでいた。
						そんなささめやさんの絵が「すばる」の表紙を飾ったのは
						1998年1月号の「赤と黒」。
						表紙のことばに「何を血迷ったか、文学をテーマに絵を描くことになった。
・・・・・・まずは青春時代に味わったホロ苦さからのスタートだ」と記している。
						2005年12月号の「国吉康雄とベン・シャーン」まで、8年間続いた表紙絵は
						「月と六ペンス」「仮面の告白」「冥途の飛脚」など、
						古今東西の文学、映画、演劇をモチーフにした絵の饗宴となった。
どこか懐かしくユーモラス、豊かな色彩で描かれた
						抒情あふれる文学絵集が、手にとったあなたにほんのひと時の安らぎと、
						かつて読んだ本の記憶を思い出させるでしょうか。
						(編集Y)


























