『こんなことでよろしいか』佐藤愛子
定価:1,200円(本体)+税 7月4日発売
痛快なエッセイを書かせたら、この人の右にでる人はちょっと思いつかない。
大正12年生まれ、今年85歳を迎える佐藤愛子先生の憤慨とユーモアに満ちた
エッセイは老若男女の心をつかんで飽きさせることがありません。
人も、言葉も、風物も急激に変化していく現代ニッポン。要求し文句を言えば済む
世の中にアイコ先生がきっちりともの申す!待望の痛快叱咤激励エッセイができあがり
ました。
「今や我慢は悪徳なのか。大切なのは鈍感力より想像力であります。人間というものは
老いるということの哀しさを、しみじみ知ることが何より肝要なのです」
疾風怒濤の人生をどっかり邁進してきたアイコ先生が爽快にラッパを吹き鳴らします。
老いと現代を凝視しながら「人間の常識」を伝授し、疲れたニッポン人に元気と勇気を
あたえてくれること間違いなしのお薦め本です。
(編集M)