全国の江原啓之ファンのみなさま、お待たせいたしました。
最新刊『傷つくあなたへ』が出版されました。
傷つくことに脅えながら生きているあなたへ。
言えない傷を抱えたままのあなたへ。
そして、傷つけたことを悔やみ続けているあなたへ贈る、
江原さんにしか伝えることのできないメッセージ集です。

この本は、江原さんの本の中では珍しく、あえて横書きです。
そして、ふんだんに絵と写真を使い、
ビジュアル的にも新しい試みに挑戦しました。
カバーの真っ赤な花の絵、とても力強くて、
見ているだけで勇気が沸いてきませんか！

実は、このカバーも含め、本文中にも使っているすべての絵は、
まったく無名の人たちの作品です。

梅雨のある晴れた日、デザイナーさんと私は、
大田区にある矢口特別支援学校を訪れました。
知的障害を持つ子どもたちが通う学校です。
ここで美術を教えている金子先生に
美術クラブの子どもたちの描いた絵を
本当にたくさん見せていただきました。
「この絵もいいでしょ！　この絵もステキですよ！」と次から次へと、
１００枚以上は見せていただいたでしょうか。
感動しました！
驚きました！
「魂の絵」なんて表現は陳腐かもしれませんが、
それ以外の言葉が見つかりません。
大胆かつ繊細な色使いと筆使い。
そして、絵に込められたエネルギーに、
圧倒され、そして魅了されてしまいました。
彼らがその絵を描いていたその一瞬の思いがしっかり伝わってくるのです。
それは、「人は魂である」という江原さんの言葉と
この絵がぴったりと重なった瞬間でもありました。

ぜひ、本を開いてみていただきたいのですが、
メッセージと絵がこの組み合わせ以外ありえない、
このメッセージのために描かれた絵では？
というくらいのマッチングぶりなのです。
「偶然などこの世にはなく、すべては必然である」のです！
（編集Ｅ）