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ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5

  • 紙の本

『ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5』著者:田中啓文

定価:1,900円(本体)+税 10月26日発売

 ツッパリ落語家・笑酔亭梅駆こと竜二と酔いどれ師匠・笑酔亭梅寿が繰り広げる、笑いと涙の青春落語ミステリーがついにクライマックスを迎えます。

 今回は、あの桂文珍師匠が「面白いものに理屈は要らん! 面白い!!」と熱い応援メッセージを寄せてくださいました。シリーズを愛読してきてくださった方はもちろん、「笑酔亭梅寿? 何それ?」な方にもたっぷりと楽しんでいただけること請け合いですが、ここで少しだけおさらいを。

 三年前、金髪トサカ頭の不良少年・竜二は上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられました。ところが、師匠は落語を教えてくれるわけでもなし、大酒を呑んでは竜二をどつき倒してばかり。逃げ出すことばかりを考えていた竜二でしたが、ひょんなことから古典落語の魅力にとりつかれたのが運のツキ。ひたすらガマンの咄家修業の日々が始まります。個性豊か過ぎる兄弟子や周りの芸人たちにもまれながら、少しずつ竜二は噺家として成長していきます。

 今作『ハナシがつきぬ!』では、ついに竜二の年季が明けて師匠・梅寿のもとから独り立ちを果たします。でも、ご安心を。独り立ちしたからといって、竜二に落ち着いた生活が訪れるわけではありません。兄弟子のピンチヒッターとして、いきなりお笑い番組に出演するはめになったり、そこで司会者から命令され、苦し紛れに口にした一発ギャグが大ウケしてしまったり、いきなり売れっ子タレントになってしまったり……。あとは読んでのお楽しみですが、シリーズ史上最大級の波瀾万丈な展開が待ち受けていることをお約束します!

(編集I)


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