• twitter
  • facebook
  • インスタグラム
 
 

担当編集のテマエミソ新刊案内

  • 一覧に戻る

心がわり 狸穴あいあい坂

  • 紙の本

『心がわり 狸穴あいあい坂』著者:諸田玲子

定価:1,600円(本体)+税 12月14日発売

麻布・狸穴町界隈を舞台にした、恋と事件の大人気時代連作シリーズ最新刊が登場です!かつて火盗改方与力として腕を奮った祖父・幸左衛門とともに麻布狸穴町で暮らしていた結寿。ある事件をきっかけに、火盗改方とは犬猿の仲の隠密廻り・妻木道三郎と出会い、お互いに想いを寄せていました。けれど、身分も違い、妻を亡くして一人息子を育てる妻木とは結ばれるはずもない間柄。互いの行くべき道を慮り、二人は別々の道を選ぶことに……。
そして、今作。旗本の小山田家に嫁いでから一年、夫の万之助も舅も姑も心優しく、結寿は平穏な日々を過ごしていました。ただ一つ、子が授からないことをのぞいては――。そんなある日、居候している遠縁の老女のもとに親類だと名乗る愉快な大男・平左衛門が転がり込んできます。寂しい思いをすることの多かったおばあさまに良かれと思ってのことでしたが、この決断は、小山田家の存亡にかかわる大事件の始まりだったのです。
頑固で偏屈な祖父・幸左衛門、口うるさい女中のお浜、幇間あがりの祖父の小者・百介、かつての想い人・道三郎、腕白小僧の小源太といつもの面々が大活躍。さらに、シリーズ三作目にして、結寿の人生はこれまで以上に大きく揺らぎ、最後には妻として嫁として、ある決断を下すことになります……。「心がわり」というタイトル通り、はらはらドキドキの展開が待ち受けています。ぜひお確かめください!

(担当I)


ページのトップへ

© SHUEISHA Inc. All rights reserved.