『よだかの片想い』著者:島本理生
定価:1,300円(本体)+税 4月26日発売
刊行記念トークイベント! at 代官山・蔦屋書店(2013年5月16日)
島本理生さん×瀧井朝世さん
24歳女子の不器用な初恋の行方は!?
恋愛小説のつもりが、
ひとりの女性の成長を描いてました。
顔の左側を覆うアザがあり、恋愛をあきらめていた理系女子大学院生のアイコ。
自分の顔を肯定的に受けとめてくれる男性、
映画監督の飛坂と出会い、はじめての恋をする。
けれど、彼の気持ちがまったくわからず、
時に妄想し、暴走し、大きくはずした行動をとってしまう。
恋愛小説ならではの切ない痛みがありながらも、どこか微笑ましく、
あたたかな余韻を残す本作。
今回はその創作の過程を、著者である島本理生さんと
『生まれる森』をはじめ何度もインタビューでお話をされてきた
ライターの瀧井朝世さんとで語っていただきました。
読者の方々からの質問への回答も、素の島本さんが垣間見えて必読です!
読者から島本さんに質問!
Q 作家になったんだなと感じる瞬間は、いつ、どんなときですか。
Q 好きなエッセイ集などがありましたら教えてください。
Q 小説とエッセイでは書くのにかかる時間や心境はどのように違いますか。
Q 明日誕生日です。十代最後の一年間をはつらつとやんちゃに過ごしたいのですが、理生さんお薦めのやんちゃなことはありますか。
―― 友達と旅とか。
Q ラーメンが好きだと聞きましたが、どこの何ラーメンがナンバーワンですか。
Q 得意料理は何ですか。
Q お薦めの日本酒を教えてください。
Q 島本さんが恋をしたとき、一番感動したことはどんなことですか。
島本理生(しまもと・りお)●作家。1983年東京生まれ。2001年、「シルエット」で群像新人文学賞優秀作受賞。2003年「リトル・バイ・リトル」が芥川賞候補となり、同年、野間文芸新人賞を受賞。2011年、『アンダスタンド・メイビー』が直木賞候補となる。他の著書に『生まれる森』『ナラタージュ』『大きな熊が来る前に、おやすみ。』『あなたの呼吸が止まるまで』『クローバー』『波打ち際の蛍』『君が降る日』『真綿荘の住人たち』『あられもない祈り』『七緒のために』などがある。
瀧井朝世(たきい・あさよ)●フリーライター。1970年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学文学部卒。出版社勤務を経てフリーライターになる。朝日新聞「売れてる本」欄、WEB本の雑誌「作家の読書道」を担当、「an・an」「波」「きらら」などで作家インタビュー・ブックレビューを執筆。TBS系列テレビ「王様のブランチ」でブックコメンテーターも務める。