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担当編集のテマエミソ新刊案内

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アポロンの嘲笑

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『アポロンの嘲笑』著者:中山七里

定価:1,600円(本体)+税 9月5日発売

唯一無二の親友を殺した――。
逃走した被疑者が向かう先に隠された、驚愕の真実とは。


<管内に殺人事件発生>の報が飛び込んできたのは、東日本大震災から五日目のことだった。
被害者は原発作業員の金城純一。被疑者の加瀬邦彦は口論の末、純一を刺したのだという。
福島県石川警察署刑事課の仁科係長は移送を担うが、余震が起きた混乱に乗じて邦彦に逃げられてしまう。邦彦は、危険極まりない“ある場所"に向かっていた。仁科は、純一と邦彦の過去を探るうちに驚愕の真実にたどり着く。
一体何が邦彦を動かしているのか。自らの命を懸けても守り抜きたいものとは何なのか。そして殺人事件の真相は――。


(担当編集者より)
中山七里さん最新作『アポロンの嘲笑』が発売となります。
東日本大震災後の混乱の中で起きた一件の殺人事件。被疑者の邦彦、被害者の純一はともに原発作業員、同僚で親友です。移送中に逃走した邦彦は、命がけである場所を目指します。逃げる者、追う者。極限状態に置かれた人間の生き様を描く、異色の社会派サスペンスです。一気読み必至の本作、是非お楽しみください。

中山七里(なかやま・しちり)
1961年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて宝島社『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し2010年に同作で作家デビュー。著書に『おやすみラフマニノフ』『連続殺人鬼カエル男』『いつまでもショパン』(以上、宝島社)、『魔女は甦る』『ヒートアップ』(以上、幻冬社)、『贖罪の奏鳴曲』『追憶の夜想曲』(以上、講談社)など。


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