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担当編集のテマエミソ新刊案内

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幕末裏返史

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『幕末裏返史』清水義範

定価:1,700円(本体)+税 9月26日発売

清水義範さんの真骨頂、といえば、パスティーシュ小説。それも、歴史ものに傑作多し!との声が高く、小社既刊にも、もしも江戸幕府が江戸ではなく“名古屋”に開かれていたら!?という大胆仮説で物語が展開される『金鯱(きんこ)の夢(ゆめ)』、鎖国をしなかった日本の江戸時代は?という“面白ひっくりかえ史”『開国ニッポン』などなど、お勧め作品がたくさんあります。

さて、今回の舞台は、幕末です。
黒船が来航し、尊王攘夷の風が吹き荒れる激動の時代。ここに、架空のフランス人が登場します。名はアナトール・シオン、誰もが息をのむ美青年です。とある幼少体験から大の日本びいきとなったシオンは、日本語を学び、憧れの日本にやってきました。(もちろん、鎖国時代ですから、こっそりです)彼は、大好きな日本のために、不平等条約を結ばされそうだった幕府をすんでのところで救ったり、遣米使節団に随行したり、時には“とある有名スター”に扮して要人を助けたりと、大活躍。さらには、ジョン万次郎、坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、近藤勇、孝明天皇、徳川慶喜……幕末の有名人たちに次から次に出会い、日本の運命を少しずつ変えていきます。そしてラストは、2008年秋ならでは!のオチとなっています。
サービス精神旺盛のパスティーシュ長編、どうぞお楽しみください!
(編集I)


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