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蛮政の秋

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新聞記者が腐敗した政権、メディアの“暗部”に迫る!!――堂場瞬一『蛮政の秋』、2015年12月15日発売!

定価:1,800円(本体)+税 12月15日発売


堂場瞬一さんの新作『蛮政の秋』が12月15日(火)に発売となりました。
2014年に刊行された『警察(サツ)回りの夏』に続く、マスコミ小説シリーズの第二弾です。現代の腐敗したメディア、政権に前作以上に切り込んだ、迫真のリアリティを持つ衝撃作に仕上がりました。

日本新報の新聞記者・南康祐のもとに届いた一通のメール。そこには大手IT企業「JPソフト」から民自党議員への献金を記したリストが添付されていた――。
「メディア規制法案」に関わる政界工作だと踏んだ南は真偽を確かめるため調査に乗り出しますが、以前、誤報を書いてしまった経験から、南は情報の扱い方に悩み、苦しみます。
メールを送信したと思われる人間が姿を消していたことで、謎は深まるばかり。
同じ頃、疑惑のリストを手に入れた政友党議員の富永卓生は、政権奪還の足がかりとして、予算委員会で民自党を追及します。それが大きな波乱の幕開けになるとは知らず……。

新聞記者の南、議員の富永ともに、情報に惑わされ、操られながらも、何とか真相にたどりつこうと奮闘します。その先に彼らを待ち受けているものとは。堂場さんが本作を通して伝えたかったこととは。
虚実入り乱れる情報社会の“現実”を照射した、渾身の一作です。
是非、ご一読いただけましたら幸いです。

(担当N.K)

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