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祝!『そして、バトンは渡された』本屋大賞受賞
受賞作家・瀬尾まいこさんが初めて明かす、等身大の子育て奮闘記

定価:1,300円(本体)+税 11月24日発売

中学校教師と作家の二足のわらじを履き、忙しい毎日を送っていた瀬尾さんに訪れた、人生の転機。至ってのん気なご主人との出会い、おばちゃん占い師に背中を押されたプロポーズ、そして、まったく想定外だった妊娠――。

40歳を目前に母となり、電気コードが大好き!というやんちゃな娘さんの育児に奮闘する毎日が幕を開けます。

不安でいっぱいのまま迎えた一ヶ月健診。
娘さんだけが大音量で泣き続けたお宮参り。
中学の教え子たちの成人式に出席するため、初めての家族旅行に。
「乳児 太もも 太すぎ」等インターネットで悩みを検索し続けた日々。
「もうおっぱいは飲めないんやな。わかったで」とばかりに、たくましい姿を見せた断乳三日目の夜。
朝の大号泣と帰宅時のご機嫌ぶりのギャップから始まったプレ幼稚園生活。
教職時代に生徒たちが教えてくれた、子育てにとって一番大切なこと……。

娘との生活が始まってから、明日が二つやってくるようになった気がする。自分の明日と、たくさんの可能性と未来に満ちた娘の明日。自分以外の誰かの未来に手を触れることができるのは、どんな厄介ごとが付きまとったとしても、幸せなことだ。(本文より)

ほのぼのとおかしく、心をあたためてくれる著者初の育児エッセイ集。毎日の生活に少し疲れた時、子育てに悩んでいる時、ぜひお手にとってください。読み終えた時、きっと明日が少し楽しみになっているはずです。

(担当I)



【著者紹介】
瀬尾まいこ(せお・まいこ)
1974年大阪府生まれ。大谷女子大学国文科卒。
2001年「卵の緒」で坊っちゃん文学賞大賞を受賞し、翌年、単行本『卵の緒』で作家デビュー。2005年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞、2008年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞、2019年『そして、バトンは渡された』で第16回本屋大賞を受賞する。
他の作品に『おしまいのデート』『春、戻る』『君が夏を走らせる』『傑作はまだ』などがある。




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