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パリの詐欺師たち

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『パリの詐欺師たち』奥本大三郎

定価:1,500円(本体)+税 3月5日発売

読んでも見ても楽しいと話題になっている
『完訳・ファーブル昆虫記』の訳者であり、
フランス文学者でもある奥本大三郎さん。
エッセイ、紀行文における格調高い文章は誰もが認めるところ。
そんな奥本さんの新境地ともいうべき愉快な<旅>の小説2編。

まずは表題作の「パリの詐欺師たち」からご紹介。
*離婚が成立した先生。大学は春休み、退屈だ。
いろいろあってお金がない。
学校から前借りして出かけた先はパリ。
自由を満喫していた先生の前に現れた男、
希代の食通というのだが、胡乱でいささか怪しい。
いろんな詐欺師がいるけれどはたしてこの男は?

そしてもう1編「蛙恐怖症(ラノフォビア)」
*蛙嫌いな先生と蛙大好きな友人との二人が向った先は台湾。
食欲と飲欲、博物学的好奇心に歴史の記憶が絡む旅なのだが、
珍道中の結末は・・・・・・。
先生も詐欺師という声もあります、いかがでしょう。
(編集Y)


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