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担当編集のテマエミソ新刊案内

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恋愛嫌い

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『恋愛嫌い』平安寿子

定価:1,500円(本体)+税 10月24日発売

突然ですが、あなたはいくつあてはまりますか?

□家に帰ったらまず、半裸になる
□アフター5はネットかテレビ
□「前向き」という言葉に反感を覚える
□諦めるのは何より上手
□「一生恋をしてこそオンナ」なんて、正直疲れる
□気が合わない異性と付き合うくらいなら、独りでいたい
□猫(あるいは犬)と二人暮らし中
□自分を大切に生きてきて、気づけば独りだった
□そもそも恋愛というジャンルを諦めている
□オトコより、オカマの友達が欲しい
□相手への気持ちが薄れていく、恋愛の終盤ばかりが記憶に残る
□恋愛至上主義の女に振り回されたことがある
□実は恋愛したいけれど、いざとなると尻込みしがち
□なぜか「仕事に生きる女」というレッテルを貼られる
□感情が足りない、と言われる

 3つ以上あてはまった方は、「アンチ恋愛」症候群の疑いが!

 情熱不足型、独り身謳歌型、誤解招き型、美人なのにモテない型……。
 そんな、恋愛に不向きな、いわば「アンチ恋愛」な女性たちが、ものすごくリアルに(そう、痛いほどリアルに!)描かれているのが、平安寿子さんの最新連作短編集『恋愛嫌い』です。
 「適齢期」が風化して、女性の自由な生き方を推奨されればされるほど、現代の女子たちは、なにやら複雑な迷路に迷いこみがち。
 彼女たちの歯に衣着せぬ本音トークは、痛快で笑えるやら、リアルすぎて切ないやら、さながら日本版「セックス・アンド・ザ・シティ」のようなのです。

 上記のアンチ恋愛診断で「他人事じゃないぞ」とヒヤリとした人、「“婚活”、やっぱりしなきゃダメ……?」と若干の焦りを感じている人、重厚なミステリーもベタな純愛小説も気分じゃない、という人……そんなあなたの心に寄り添うこと間違いなしの、「アンチ恋愛」小説。女子の本音全開のブラックな負け犬小説かと思いきや、実は彼女達の“恋愛嫌い”の行く末が、最後にじんわり勇気と希望をくれるのです。

 カバーの絵は、独身女子の実態を描いて大人気の漫画『臨死!!江古田ちゃん』の作者、瀧波ユカリ氏が描いてくださいました~!
(編集W)


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