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白河 私は取材で、三十代も見て、二十代も見て、四十代も見て、五十代も見ているのですが、でも自分はやっぱり四十代なので、アラフォーに一番興味があります。ただ一つ問題なのは、黒田知永子さんがアラフィー向けの雑誌である『エクラ』の顔になったことで、私はもうアラフィーなのだという実感を持ちました。だから今、自分が『JJ』世代でアラフォーだわと思っている人たちは、もうアラフィーの入り口にいるということを突きつけられているのでは。

酒井 アラフィーというのも、流行りそうじゃないですか。

白河 どうなんでしょう。いつになったら楽になるのか、先はどうなるのかというようなことを最近感じます。

酒井 まだまだですよ。

白河 だから私は未踏の荒野に踏み込んでいかなきゃいけなくて。どこに行けばいいんだって思いますよ。

酒井 切り拓く世代ですから。

白河 切り拓く世代なのかな。だからそういう意味では、指針を示してくれる酒井さんみたいな人がいるから、酒井さんより下の世代の人は楽だと思います。 |
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聞き手:小林弥生 |
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アラフォーにとって人生の先輩であるアラフィー世代を、
「切り拓く世代」と名付けて終了した今回のスペシャル対談。
従来の「おばさん」という概念をくつがえし、常に時代の先端を走り続けてきたいまどきのアラフォー女性達が歩き出す未踏の荒野は、
はたしてどこに向かうのか!?
まだまだ、世の中はアラフォーの動向に目が離せないのです。 |
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写真 chihiro. |
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