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花園 私は、欲しいなって思うものが割と入ってくるタイプかも。

森下 えー! 来ない、来ない。全然、来ない(笑)。

一同 爆笑。

花園 例えば、ひとつの仕事が一段落しそうで、次にどうしようかなぁと思うと、次にもっとビッグな仕事が来たりとか、こういうことしたいなと思っていると、たまたまお話が来たりとか、そういう嬉しいのはあります。
でも、結婚したいですが、できてませんけどね……。そこはあんまり本心から望んでいないのか? ということですかね?

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花園さん
独身がときめきがあるとは限らない。 |
森下 私の欲しいものは……、三十代前半はもっと若くありたいとか、何か、もうこれで終わっちゃうのかなみたいに思っていて。やっぱりこの本でも書かれているように、日本の男性は、女性は若くて何ぼみたいなところがあって、マチュアな女性はちょっと怖いっていうイメージがあるところがすごく納得いかなくて。何が欲しいかって、女性として扱われたいっていうことですよね。いつまでも女性らしく扱ってもらいたいっていう、そういう欲求ですね。物欲ではなくて。カトリーヌ・ドヌーブじゃないですけど、その年齢なりの美しさというものを手にいれたいなというか、そういうものを目指していけたらなと思うので、それに対して努力をしているんですけど、それを言ってくれる男性がいない。日本には。

花園 だんな様は?

森下 言いません。

花園 結婚した女性から、よくその愚痴は聞きますね。

森下 ネイルをチェンジしても気づきません。

花園 既婚の友人も旦那はいても、恋はしたいって良く聞きます。

森下 もう、恋愛ほどいいものはないですよね。何か、ドキドキしたいってこの本にも書いてありましたよね。ときめきほど女性を美しくするものはないんじゃないかなって。

花園 独身がときめきがあるとは限らないですけどね。

一同 爆笑。

藤谷 うちの夫は割と、似合う服に関しては似合うっていうことを言ってくれるんですね。「きょうはきれいだよ」っていうことはたまに言ってくれるんで。

森下 うらやましい。

藤谷 でも、めったに言いませんけどね。ほんとにまれに言ってくれたりする。でも、ドキドキ感があるかっていったら、夫に対しては、そんなにときめくようなことは……。私もないから、相手にばっかり求めるのはどうなのかなっていうのがまずあるんですね。何でしょう……主婦って、やっぱり……得たものと引きかえになくしたものも大きい。でも、それを、自分の中でどこかで折り合いをつけないとやっていけないと思っているんですね。

花園 みなさん、そうおっしゃいます。
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藤谷さん
相手にばっかり求めるのはどうなのかな。 |

小林 最近のほうが、極端に若い人にもてません?

田中 うん、うんわかる。まだ十代とか二十歳ぐらいの。息子のような。

小林 欧米化しているのかしらね。

田中 三十の前半のころは、ある意味、すごくもてて、多分女性の一番いい時期なんだと思うんですけど、それが過ぎて、ちょっと一瞬の谷間があって、30代後半になって「もういいや」とふっきれていくと、何か極端に若い人にもてるというか。ほんとに自分の息子みたいな……私、息子が高校生なんですけど(笑)。
仕事柄、若いコンサルタントの方と仕事をするんですけど、まだ二十五、六で、ちょっと鼻っ柱が強い。でも「だめだよ、そんなんじゃうまくいかないよ」みたいなのがあって。酒井さんの本に出てた会社での“おふくろさんキャラクター”、ああいうキャラになっちゃってるみたいで、ちょっと世話焼きでつい言っちゃうと、何かね、勝手に、こう……(笑)。ダブルスコアですよ、大体。下は。

小林 友達は一回り下。だから音楽とかが合わない。

望月 知ってる音楽がね。

田中 でも、何かね、モテるんですよ。森下さん、もう、あと一、二年するといきなりモテます。 |
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