 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
田中さん
年相応のね、美しさとかスタイルとか。 |
花園 痛い、ということで言えば、夏にストッキングとサンダル合わせしている人。

藤谷 でも、ストッキングをはくと足がきれいに見えるんですよ。ひざこぞうの黒ずみが隠れるんです。日本だと、私たちの世代でストッキングはいてないと、そっちのほうが痛いですよね。

花園 履いてる方が痛い。

田中 でも、業界によるかもしれない。

森下 あ、そうそう。それ、業界によるかも。主婦だと無理ですよね。生足でどうしちゃったのみたいな。幼稚園とかだったらいいんですけど、別に。

藤谷 奥様同士で集まって、夫の会社の人たちの集まりなんかで、ストッキングはいてないなんて、常識外ですよ。

花園 へぇー。

藤谷 そんな格好で来ないでっていう。それは二十歳でもそうですよ。

花園 私の周りではあまり見かけないかも。

森下 でも、使い分けじゃないですか、それは。普通の会社、うちの夫の会社とか、あるいは友達のだんなさんの会社とか、派遣の子がブーツやミュールをはいてカンカン歩いてるっていうのが話題になって。私なんかそれは「え? だめなの」って思うんだけど、やっぱり普通の会社だと、ミュール、ブーツだめなんですよね。
花園 なるほどね。

森下 普通のパンプスっていうのが当たり前。やっぱり職種によって、住む世界によって変わってくる。

花園 それって、誰が決めることなんですか?

森下 それは、働いてる……。

花園 上司?

森下 おじさんじゃないですか。

田中 学生時代の友達と久しぶりに会って、大学時代と同じヘアスタイルだと……。

森下 います、います。いるいる。

田中 自分の全盛期でとまってる。確かに身体は細くなってるんだけど、昔よりは。でも、髪の毛も同じ長―いワンレンですもん、似合ってるし、彼女が一番きれいに見えてるんだけど、何か、こう、もっと年相応のね、美しさとかスタイルとかやってもいいんじゃんって。

森下 石原真理子みたいな感じね。

一同 そうそうそう。そうそうそう。

田中 昔でとまってる人、男性のほうが多いような気がする。

小林 あ、男性のほうが多いよね。

森下 すごく感じる。「何でそこでとまる?」みたいな。

小林 だって、男性は進化するという意識ないですよね。

 |
森下さん
四十過ぎないと男性は魅力が出てこない。 |
森下 そうですね。自分は進化しなくても、年収だけは上がっていくじゃないですか、男性って。女の人を変えて楽しむみたいな。

一同 あるある。

森下 そうすると、つきあっている女性をリニューアルすれば自分の格が上がるみたいな。

小林 でも、実はしてないよ、全然ね。リニューアルなんてね。

田中 ほら、男性は自分の部屋に絵を飾って、女性は音楽を聞くっていうじゃない。だから、複数はだめなんですよ、女性は。男性は絵だから何でもできますよね。

森下 男性はいいですよね。四十からが一番いい時期っていう感じしますよね。

花園 でも、人によるかも。

森下 そうですか。私は、何か、四十過ぎないと男性は魅力が出てこない気がする。佐藤浩市さんとか素敵ですよね。

一同 ああー(笑)。

森下 唐沢寿明さんとか、すごい素敵だなって。若いころはちょっとなんだかなと思ってたけど、仲村トオルさんとかもいいですよね。

花園 男の人の方がかわいそう。例えば、こういうレストランに男二人で来るのはちょっと……。

森下 まあ居酒屋とかですよね。

花園 映画だって旅行だって、40代の男二人組って見たことありますか??? 女性の方が行動範囲は広いと思います。

森下 だから、男性は特権として、地位も名誉も上がってお金もあれば、女性が出来るわけじゃないですか。

田中 それでもできない人もいるよ(笑)。 |
|
 |