【新連載】
赤神 諒『なつうぐいす
時代の変化に揺れ動く幕末の岡山・備前藩に武士道を守り抜く “最後の侍”がいた――。
歴史小説の先端を走る著者渾身の最新作。

【新連載】
宇佐美まこと『13月のカレンダー』
父の生家がある松山を訪れることになった侑平。
彼はそこで祖母の秘められた人生を知ることに――。
戦争の記憶と真摯に向き合う、著者初の長編連載。

【刊行記念特集:『22歳の扉』を読み解く】
小説すばる新人賞の史上最年少受賞から8年、青羽悠さんの最新長編『22歳の扉』が刊行されました。
青羽さんご本人が執筆当時を振り返るエッセイ、ライター吉田大助さんによる書評を通して、青春小説の王道を行く今作の魅力に迫ります。

エッセイ/青羽 悠「京都のスタイル」
書評/吉田大輔「終わりの青春小説」

【短期集中連載】
本多孝好『色彩のない肖像に』
刑事課の和泉は、ある殺人事件で無口な女性警官とバディを組む。
著者渾身の警察小説、短期集中連載開始!

【第9回渡辺淳一文学賞発表】
本年度は、塩田武士さんの『存在のすべてを』(朝日新聞出版刊)に決定しました。

【インタビュー連載「注目の星」】
『鼓動』刊行記念インタビュー 葉真中顕「「世代」を語り継ぐ使命」
介護殺人を題材にしたデビュー作『ロスト・ケア』以来、社会のセーフティネットからこぼれてしまった「見えざる棄民」(第二作『絶叫』より)の声に寄り添い、その叫びをミステリーの回路によって増幅させて読者の胸に突き刺してきた、 葉真中顕さん。
二年ぶりとなる新刊 『鼓動』の核に据えたのは中高年の引きこもりをめぐる「8050問題」だ。
社会派ミステリーの雄による集大成にしてさらに先へ、新しい場所へと突き進む一作。
そこに託された思いをじっくりお聞きしました。

【シリーズ連載】
中 真大『異端かく語りき ポケット一杯のスクラップ』
編集長が失踪し、ただ一人残された副編集長の影山。
ある事件をきっかけに、崩壊は始まっていく……。
様々な異端者を克明に描き続けたシリーズ、遂に完結。

【連作短編】
佐原ひかり『スターゲイザー』後編
葵不在の状況で、撮影を続けるべきなのか……。
n.overは選択を迫られる。
アイドルの輝きを追ってきたリトルシリーズ、感動のフィナーレ!

【第38回小説すばる新人賞】
第37回小説すばる新人賞に多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
次の第38回より、WEB応募のみで作品を募集します。
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。

連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。