小説すばる12月号、好評発売中です!
2024年11月16日更新
【第37回小説すばる新人賞受賞作抄録】
「グッナイ・ナタリー・クローバー」須藤アンナ
霧の町で暮らすソフィアの向かいの家に、ナタリー・クローバーと名乗る人物が越してくる。
新たな人生を見つけ出す、かけがえのない友情の物語。
選評/朝井リョウ 五木寛之 北方謙三 辻村深月 宮部みゆき 村山由佳 (五十音順・敬称略)
新人賞応援企画/編集部からのアドバイス
【第38回小説すばる新人賞】
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
【第37回柴田錬三郎賞決定発表】
受賞の言葉
『幽玄F』(河出書房新社刊) 佐藤 究
選評/逢坂剛 大沢在昌 桐野夏生 篠田節子 林真理子 (五十音順・敬称略)
【新連載】
千早 茜「燻る骨の香り」
特別だった妹をうしない、代々“薫り”を扱う一族に遺された真奈は――。
『透明な夜の香り』、『赤い月の香り』の前日譚。
待望のシリーズ新章、開幕。
【新連載】
岩井圭也「風車と巨人」
わたしが映し出してみせる――
知られざる“天才研究者”の素顔を。
「ドキュメントすること」を問い、真実と虚構のあわいに迫る、最注目作家の新境地!
【対談】
『地面師たち アノニマス』文庫刊行記念 新庄 耕×ピエール瀧「小説と映像、溶け合う境界」
他人の不動産の持ち主になりすまし、勝手に売却して大金を騙し取る。
その詐欺の名は、地面師――。
新庄耕の同名小説を大根仁監督が実写映像化した、Netflixシリーズ「地面師たち」が大ヒット中だ。
原作シリーズ最新作『地面師たち アノニマス』は、大物地面師・ハリソン山中が率いるグループのメンバーらの過去を描いた、文庫オリジナルの新作短編集。
ドラマで法律屋の後藤を演じたピエール瀧は、本書をどのように楽しんだのか?
作者に言いたいことがあるそうで……。
ドラマ第三話にロケ地として登場した六本木 「atelier 森本 XEX」で、初対談が実現した。
【インタビュー新連載「注目の星」】
『婚活マエストロ』刊行記念 宮島未奈「ライブ感のなかで、生まれ落ちる」
『成瀬は天下を取りにいく』で鮮烈なデビューを果たし、続編『成瀬は信じた道をいく』も大ヒット中の宮島未奈さん。
「成瀬」シリーズ以外では初となる長編作品『婚活マエストロ』がついに刊行された。
今大注目の宮島さんに、今作の制作秘話、そしてこれまでのさまざまな出会いについてうかがいました。
【読切短編】
三浦しをん「夢の子ども」
母親はあのころもいまもうつくしい。
だから、俺は逃げなければならない。
このかけがえのない光のために。
【読切短編】
白川尚史「暗闘」
安城芽衣は怒っていた。休日出勤を命じた上司にか、それとも断れなかった己にか。
過酷な山道の果てに辿り着いたその先で、彼女は“銃撃戦”に身を投じる。
「このミス」大賞の新星到来!
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
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