小説すばる9月号、好評発売中です!
2025年08月16日更新
【新連載】
京極夏彦「虚言少年●激闘編」 [ソノ一・馬鹿を嗣ぐ者]
嘘吐きの内本健吾、理屈屋の京野達彦、異性にモテたい矢島誉。
あの三人組が帰ってきた!
こころもね きれいになるよ
美しい文字 美しい学校
【新連載】
月村了衛「テロル」
非正規雇用で警備員の仕事をしている孤独な男・三上は、元総理狙撃事件の報道を知り、余りにも激しい衝撃を受ける――
現代日本の苦しみと欺瞞を照らし出す意欲作。
【『青の純度』刊行記念対談】
篠田節子×高橋明也(東京都美術館館長)「自分が立てたコンセプトに押し潰されず、歳を取るに従って自由度が増していく」
篠田節子さんの長編小説『青の純度』は、謎に満ちた画家の足跡を追う圧巻のアートミステリーだ。
本書刊行を機に久しぶりの再会を果たしたのは、美術史家で、現在は東京都美術館館長を務める高橋明也さん。
長きにわたる親交がある二人の対話は、作り手へのエールへと繋がっていった。
【『女王様の電話番』刊行記念対談】
渡辺 優×齋藤明里(女優/読書系YouTube「ほんタメ」MC)「世の中は恋愛至上主義なのか?」
意外性のある設定の中に、世の中に対する違和感を盛り込む小説家、渡辺優さん。
読書系YouTube「ほんタメ」でMCを務める女優の齋藤明里さんは、そんな渡辺作品を愛読している。
渡辺さんの新作『女王様の電話番』の刊行を記念して、お二人に作品のこと、そこから感じたことをたっぷり語っていただきました。
【インタビュー連載「注目の星」】
伊与原 新「科学が人の心や人生にどう影響を及ぼすのか」
ミステリ小説の中に科学を織り込み、多くの人々の新たな関心を呼び込み続けてきた伊与原新さん。
そんな伊与原さんの新作は、日本における、女性の科学教育の道を切り開いた猿橋勝子を描きます。
『藍を継ぐ海』での直木賞受賞後第一作について、お話をうかがいました。
【小説すばる新人賞】
第38回の第一次選考通過作品を発表しています。
第39回は応募受付中です。募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募お待ちしております。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
新着コンテンツ
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新刊案内2025年12月05日
新刊案内2025年12月05日武家女人記
砂原浩太朗
娘として、母として、妻として。そして、ひとりの女性として。江戸時代、さまざまな身の上を生きる武家の女人の姿を描く傑作時代小説集。
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お知らせ2025年12月05日
お知らせ2025年12月05日すばる1月号、好評発売中です!
大特集のテーマは「共に生きる」。誰と、どこで、どうやって生きるか、様々に問いかけます。新連載は若松英輔さんと梅佳代さんのエッセイ2本立て。
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インタビュー・対談2025年12月03日
インタビュー・対談2025年12月03日道尾秀介「読む順番によってストーリーががらりと変わってしまうようなものを作れないかと考えたんです」
最新作は、小説のさらなる可能性を開く野心作です。前代未聞の作品を生み出した道尾さんにお話をうかがいました。
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インタビュー・対談2025年12月03日
インタビュー・対談2025年12月03日森晶麿✕おとん ミステリおじさん「“一句”から始まる推理:森晶麿が明かす〈一言トリック×自由律俳句〉
森さんと、長年ミステリに親しみ、書評インフルエンサーとしても知られる“ミステリおじさん”ことおとんさんが、制作秘話について語り合いました。
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インタビュー・対談2025年11月30日
インタビュー・対談2025年11月30日永井玲衣×頭木弘樹(文学紹介者)「生まれたての言葉と出会う」
言葉について考え続ける永井さんと頭木さん。対話で波打つ言葉の海を、お二人に泳いでいただきました。
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インタビュー・対談2025年11月26日
インタビュー・対談2025年11月26日村山由佳「動物のことは噓偽りなく書ける。それが私の強みだと気づきました」
愛猫たちとの日々を愛情たっぷりにエッセイに綴ってこられた村山さんが、このたび小説で動物たちと人間を描いたのはなぜなのでしょうか。