すばる2月号、好評発売中です!
2022年01月06日更新
すばる2月号、好評発売中です!
【新連載】
柴崎友香「続きと始まり」
空っぽのままのスーパーの棚は、9年前の「あのとき」を思い出させる。当時は想像もしなかった生活をしている優子は、誰もに同じように流れたはずの月日のことを考える。私たちの中に堆積した時間を見つめる、注目の最新長篇。
【連作小説最終回】
小川洋子「掌に眠る舞台」 無限ヤモリ
子宝の湯として有名になり、かつては湯治に訪れる人でにぎわっていた温泉地にその保養所はあった。フロントの隅にプラスチックの虫籠が置いてある。そこにいるのはヤモリで、必ず「二匹一緒」に売られて人気があるというのだが……。
【小説】
小山内恵美子「有縁無縁」
あたらしい仏壇がやってきた。コロナ禍の入仏式でひさしぶりに会した夫と義弟の姿をみて、義母がいたらどんなに喜んだだろうと思う。しかし「私」は、この仏壇にまつられる先祖のことをほとんど知らないのだった……。
【2022すばるクリティーク賞発表】
鴇田義晴「90年代サブカルチャーと倫理――村崎百郎論」
ゴミ漁りをライフワークとし、鬼畜系ライターとして活躍した村崎百郎。彼は一体何者だったのか。東京五輪の開会式を巡って90年代のサブカルチャーに注目が集まる今、そのテクストの意義を問う。
【新連載】
今福龍太「仮面考」
「仮面」とは自己と世界とのかかわりを問う根源的なもの。しかし現代において「顔」は表層の情報記号となり、疫病まん延下「マスク」時代の只中にいる。仮面をモティーフとする文学・思想的テクストの解読を通じて「仮面」の現代的復権のヴィジョンを探究する。
【新連載】
くぼたのぞみ+斎藤真理子「往復書簡 曇る眼鏡を拭きながら」
故郷の風景や家族を巡る思い出、先達や仲間との出会い、そして「翻訳」というライフワーク。翻訳者のお二人が、これまで踏み分け歩んできた道のりを改めて見つめ、綴り交わす往復書簡。第一回はくぼたのぞみさんの一通目。
【対談】
温又柔+武田砂鉄「「純粋な日本人男性」のための社会を削り取れ」
オリンピックが終わっても何一つ変わらない、それどころか強化されたようにすら感じる日本社会のマチズモ(男性優位主義)。決定権を持つ人たちの考えの根っこにあるものをしつこく掘り起こす。
【対談】
中村佑子+元橋利恵「自明視され/タブー視されてきた母を、今あえて語る」
「母性」の解体がある程度まで進んだ今こそ、「母」に光をあてる必要があるのではないか。母たちが置かれた困難な状況を通して、健康な男性を基準に運営される現代社会のひずみを見つめる。
連載小説、対談、エッセイ、コラム等、豊富な内容で毎月6日発売です。
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インタビュー・対談2026年10月05日神永学「こうあるべきという枠に収まらない、さまざまな友情を描きたかった」
10年以上にわたって書き継いできた人気シリーズがついに幕を下ろします。完結編についてたっぷり語っていただきました。
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お知らせ2026年09月30日
お知らせ2026年09月30日第39回柴田錬三郎賞が辻村深月さん『ファイア・ドーム』に決定!
辻村深月さん『ファイア・ドーム』(小学館刊)が今年度柴田錬三郎賞に決定しました。
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連載2026年09月30日
連載2026年09月30日だれにも僕らを見つけられない
大前粟生
十七歳の春井は、弟のユウを一人残して家を抜け出した。行先もなく夜の街を歩き回っていると、道路に寝そべる謎の人影を見つける。
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インタビュー・対談2026年09月17日神尾水無子「炎が映し出す相剋と相生」
小説すばる新人賞を受賞した『我拶もん』は江戸中期の陸尺が主人公でした。今回は幕末の火消しの物語。作品に託した思いをたっぷり伺いました。
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インタビュー・対談2026年09月16日
インタビュー・対談2026年09月16日AKIRA×川村壱馬×平沼紀久「ふたつのフェーズ、『新世界』へ」
『HiGH&LOW』の衝撃から十年――。数多の熱狂的なファンに支持され、無限の広がりを見せるこの世界はどこへ向かうのか。