明治・大正を駆け抜けた婦人解放運動家でアナキストの伊藤野枝(のえ)。

その28年の短くも鮮烈な生涯を圧倒的な熱量で描ききった、村山由佳さん『風よ あらしよ』が第55回吉川英治文学賞を受賞しました。

昨年末には「本の雑誌が選ぶ2020年度ベスト10」 第1位にも選出された650ページの厚く熱い一冊、ぜひご一読ください。

 

●村山由佳『風よ あらしよ』

風よ あらしよ 書影