『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』が2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位を受賞!
2024年04月10日更新
『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』(ファン・ボルム 著 牧野美加 訳)が2024年本屋大賞翻訳小説部門第1位に決定しました!
●ファン・ボルム 著 牧野美加 訳 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』
【内容紹介】
完璧な人生なんてないけれど、「これでいい」と思える今日はある。
ネットで人気を博し韓国で累計25万部を突破した、心温まるベストセラー小説!
ソウル市内の住宅街にできた「ヒュナム洞書店」。会社を辞めたヨンジュは、追いつめられたかのようにその店を立ち上げた。書店にやってくるのは、就活に失敗したアルバイトのバリスタ・ミンジュン、夫の愚痴をこぼすコーヒー業者のジミ、無気力な高校生ミンチョルとその母ミンチョルオンマ、ネットでブログが炎上した作家のスンウ……。
それぞれに悩みを抱えたふつうの人々が、今日もヒュナム洞書店で出会う。
新米女性書店主と店に集う人々の、本とささやかな毎日を描く。
単行本・電子書籍ともに好評発売中です!
新着コンテンツ
-
インタビュー・対談2024年09月12日インタビュー・対談2024年09月12日
鴻巣友季子「蝟集する鼠、語られる歴史──奥泉光論」
奥泉文学の集大成とも言えそうな「テラ・ノベル」とも言うべき巨編の本作について読み解く。
-
お知らせ2024年09月09日お知らせ2024年09月09日
ルポ 梅佳代 のと2024
2024年1月1日、マグニチュード7.6の大地震に見舞われた写真家・梅佳代氏の故郷である能登半島の「いま」を記録する。
-
インタビュー・対談2024年09月06日インタビュー・対談2024年09月06日
奥泉 光×小川 哲「「単純な物語」を捨て、小説世界を構築する」
歴史の混迷を背景に、様々な登場人物が交錯し、語り、多層的な物語が紡ぎ出されてゆく。そんな最新作について小川哲さんと語り合っていただきました。
-
お知らせ2024年09月06日お知らせ2024年09月06日
すばる10月号、好評発売中です!
行楽の秋! 旅をテーマにした小説やエッセイなどがたっぷり。綿矢りささんの岩国紀行、梅佳代さんの能登ルポは必見!
-
新刊案内2024年09月05日新刊案内2024年09月05日
あのころの僕は
小池水音
降り積もった記憶をたどり、いまに続くかつての瞬間に手を伸ばす。各賞にノミネートされた注目作『息』の著者による最新中編。
-
新刊案内2024年09月05日新刊案内2024年09月05日
イグアナの花園
上畠菜緒
人より動物が好きでもいい。「友達の輪」に溶け込めない少女が心通わせたのは美しく優しい生き物たちだった。