小説すばる7月号、好評発売中です!
2022年06月17日更新

【新連載】
馳 星周「フェスタ」
日本競馬界の悲願である世界最高峰のレース「凱旋門賞」制覇。ホースマンたちの熱き夢を乗せた物語がいよいよ開幕!
【対談】
連載スタート記念スペシャル対談 馳 星周×蛯名正義(元騎手)「凱旋門賞~ホースマンたちを魅了し続ける夢舞台~」
世界最高峰のレースと呼ばれるフランス・凱旋門賞。日本競馬界の悲願に挑むホースマンたちの生きざまを描く、馳星周の新たな競馬小説「フェスタ」がついに開幕! 連載開始に先立っておこなわれた対談で、騎手時代に二度の凱旋門賞2着を果たした蛯名正義を馳星周が徹底取材⁉
【対談】
「ラブカは静かに弓を持つ」刊行記念 安壇美緒×篠田節子「別世界に飛び込んでいくこと」
小説すばる連載スパイ×音楽小説「ラブカは静かに弓を持つ」が刊行されました。著者の安壇美緒さんにとっては、スパイ、クラシック音楽、法律……とまったく新しい領域を切り開いた、飛躍の一作になりました。刊行を記念して、同じ小説すばる新人賞のご出身である篠田節子さんとの対談が実現。デビュー以降、豊かな題材と綿密な取材を通して人間の心に迫られてきた篠田さんですが、連載開始時から本作のアイデアに興味を持っていたそう。お二人に作品の舞台裏と未知の世界を描くことについてお伺いします。
【連載再開】
夢枕 獏「明治大帝の密使 ――黄金伝説忍法帖――」
遂にお出入り御免状を手にした加納治五郎一行。その一方、工藤源十郎らは戸板の奥に潜む何者かと対峙する。徳川埋蔵金を巡る巨編、待望の連載再開!
【読切短編】
佐川恭一「普通科高校の魔法使い」
ふわふわとプリントが宙を舞う、英語の授業。松井先生は魔法でプリントを飛ばすことができるのだ――。女子高生・吉野の身に降りかかる、奇妙奇天烈魔法学園物語。
【読切短編】
原 浩「雲長来来」
突如現れた「三国志」の武将・関羽との奇妙な共同生活。妄想の産物かと思われた存在は、やがて現実へと侵食し始めて――。ホラー&ミステリの気鋭が放つ驚愕のサイコスリラー。
【読切短編】
木犀あこ「二等船室の客」
陸に近いところを通るとき以外は通信機器も繋がらない、三十三時間に及ぶフェリーの旅。洋上の密室で起こった奇妙な事件に、❝怪奇狩人❞神南木鮮が弁舌を振るう。
【インタビュー】
「うまたん ウマ探偵ルイスの大穴推理」刊行記念 東川篤哉「ユーモアミステリ一筋に歩んだ二十年」
大ヒットとなった「謎解きはディナーのあとで」をはじめ、これまで数多くの人気ミステリを手掛けてきた東川篤哉さん。魅力的なキャラクターと飄々としたユーモアに彩られた作品の裏側には、本格ミステリを熟知した名手が見せるセンス抜群の仕掛けが鏤められている。そんな東川さんの最新作では、なんと関西弁をしゃべる馬が名探偵に。デビュー二十周年イヤーに放たれる前代未聞の作品の誕生秘話を聞いた。
【カラーコラム】
作家の目 SHOT ON SMARTPHONE 小田雅久仁「書を読む者は、書で滅ぶ?」
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
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石井遊佳×藤野可織「魂を自由にする虚構の力」
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