小説すばる6月号、好評発売中です!
2024年05月17日更新

【新連載】
久坂部羊『命の横どり』
臓器移植は命の贈り物か、横どりか。
移植コーディネーターの立花真知は、拡張型心筋症のフィギュアスケーター・池端麗を担当することになるが……。
【対談】
『東京ハイダウェイ』刊行記念 古内一絵×平埜生成「“隠れる”ことでうまく生きる」
「マカン・マラン」シリーズをはじめ、読者の心に温かく寄り添う作品を数多く生み出してきた古内一絵さん。
最新刊の『東京ハイダウェイ』は、職場や家庭、学校など、ストレスフルな現代社会で生きる人々が、自分だけのハイダウェイ(隠れ家) にめぐりあう物語。
今回は、古内作品のファンだという俳優の平埜生成さんをお迎えし、今作の着想のきっかけとなったプラネタリウムでお話を伺いました。
【第9回渡辺淳一文学賞】
受賞作 『存在のすべてを』塩田武士(朝日新聞出版刊)
受賞の言葉 塩田武士
選評/浅田次郎 小池真理子 高樹のぶ子 宮本輝
【短期集中連載】
本多孝好『色彩のない肖像に』 第2回
殺人未遂で逮捕された四十代女性。
事件について口を噤む彼女に対し、和泉と瀬良が臨む。
【読切短編】
佐川恭一『万年主任☆マドギュワ!』
同世代が順調に出世していくなか、一流の仕事のできなさで窓際を生き続けてきた男たち。
休日を図書館で過ごす彼らに、奇跡が起こる――。
【読切短編】
石神茉莉『心は身にも添はずなりにき』
あなたの目の前にいるその人は、ほんとうにその人ですか?
妖しくも艶やかな占い師がいざなう、ふしぎな運命の行方は。
【インタビュー連載「注目の星」】
『22歳の扉』刊行記念 青羽悠「今この瞬間にしかできない挑戦を」
小説すばる新人賞の史上最年少受賞から8年、京都での大学生活を経て、この4月から東京で新社会人としてのスタートを切った青羽悠さん。
ちょうどそんな時期に刊行された最新長編『22歳の扉』は、主人公・田辺朔の大学4年間を描いた王道の青春小説です。
京都を舞台に、青羽さん自身が眺めてきた景色や経験も投影されているという今作について、じっくりお聞きしました。
【第38回小説すばる新人賞】
第37回小説すばる新人賞に多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
次の第38回より、WEB応募のみで作品を募集します。
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
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