小説すばる10月号、好評発売中です!
2024年09月17日更新
【新連載】
北方謙三『森羅記』
緑波万里、天地に連なり、
滄海無辺、乾坤を抱く。
猛し波濤の彼方に待つものは。
我が命途の涯てに視るものは。
『水滸伝』連続ドラマ化決定&『チンギス紀』文庫刊行特報
【開高健ノンフィクション賞】
●第22回 開高健ノンフィクション賞受賞作
『対馬の海に沈む』 窪田新之助
選考委員/加藤陽子 姜尚中 藤沢周 堀川惠子 森達也(50音順・敬称略)
【小説すばる新人賞】
第37回小説すばる新人賞 第二次・第三次選考通過作品発表!!
最終選考候補作品並びに受賞作は11月号で発表、選評並びに受賞作の抄録は12月号に掲載いたします。
なお次の第38回より、WEB応募のみで作品を募集します。
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
【『イグアナの花園』刊行記念インタビュー】
上畠菜緒「相棒はイグアナ――異色の婚活物語で描きたかったこと」
純文学かエンタメか、議論を呼んだ「しゃもぬまの島」で小説すばる新人賞を受賞し、デビューした上畠菜緒さん。
受賞後第一作となる『イグアナの花園』は、動物とは心を通わせ合うのに人間社会には馴染めない美苑が、婚活を通して成長していく異色のストーリー。
二年にわたる執筆期間に、自身の結婚観とも向き合ったという上畠さん。
今作を通して、何を見つめ、何を得たか、たっぷりとお聞きしました。
【『スターゲイザー』刊行記念対談】
佐原ひかり×真下みこと「持続可能な 光の中に」
佐原ひかりさんの小説すばる連載作『スターゲイザー』が、この度刊行されることになりました。
デビュー前のアイドルたちを描いた今作は、デビューまでの期限の中で、懸命に“アイドル”と向き合う6人の男性が登場します。
今回、『スターゲイザー』刊行を記念し、8月に『かごいっぱいに詰め込んで』を刊行されました真下みことさんとの対談が実現。
お互いの新作について、熱く語り合っていただきました。
【インタビュー連載「注目の星」】
『嘘か真言か』刊行記念インタビュー 五十嵐律人「全ては法律の魅力を知ってもらうために」
弁護士としても活動する小説家・五十嵐律人は、実写映画化され話題となったメフィスト賞受賞のデビュー作『法廷遊戯』(二〇二〇年)以来、毎作異なる趣向を凝らし、リーガルミステリーの可能性を更新し続けてきた。
最新作『嘘か真言か』は、自身初となる裁判官視点の連作短編集だ。
もちろん、そこには鮮烈なアイデアが無数に盛り込まれていた。
【読切中編】
長谷川 京『社会人名刺バトル 就活生編』
就活生・山下聡太は、数多くの名刺を手にしていた。
それはすべて、社会人名刺バトルで勝ち抜くため――。
驚愕の規模で繰り広げられる名刺バトルの世界へようこそ。
【読切中編】
木犀あこ『ひとかけらの骨』
真奈華は圓道を連れ、 神南木の家を訪れる。
大学卒業後の、これからの人生について報告をするが……。
【連作短編】
砂原浩太朗『武家女人記 あねおとうと』
筆頭家老をつとめる神崎家に嫁いで三十数年。
当主となった息子と次席家老である実家を継いだ弟との間に、美佐はしばしば不和の気配を感じ取っていた。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
新着コンテンツ
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新刊案内2025年12月05日
新刊案内2025年12月05日武家女人記
砂原浩太朗
娘として、母として、妻として。そして、ひとりの女性として。江戸時代、さまざまな身の上を生きる武家の女人の姿を描く傑作時代小説集。
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お知らせ2025年12月05日
お知らせ2025年12月05日すばる1月号、好評発売中です!
大特集のテーマは「共に生きる」。誰と、どこで、どうやって生きるか、様々に問いかけます。新連載は若松英輔さんと梅佳代さんのエッセイ2本立て。
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インタビュー・対談2025年12月03日
インタビュー・対談2025年12月03日道尾秀介「読む順番によってストーリーががらりと変わってしまうようなものを作れないかと考えたんです」
最新作は、小説のさらなる可能性を開く野心作です。前代未聞の作品を生み出した道尾さんにお話をうかがいました。
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インタビュー・対談2025年12月03日
インタビュー・対談2025年12月03日森晶麿✕おとん ミステリおじさん「“一句”から始まる推理:森晶麿が明かす〈一言トリック×自由律俳句〉
森さんと、長年ミステリに親しみ、書評インフルエンサーとしても知られる“ミステリおじさん”ことおとんさんが、制作秘話について語り合いました。
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インタビュー・対談2025年11月30日
インタビュー・対談2025年11月30日永井玲衣×頭木弘樹(文学紹介者)「生まれたての言葉と出会う」
言葉について考え続ける永井さんと頭木さん。対話で波打つ言葉の海を、お二人に泳いでいただきました。
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インタビュー・対談2025年11月26日
インタビュー・対談2025年11月26日村山由佳「動物のことは噓偽りなく書ける。それが私の強みだと気づきました」
愛猫たちとの日々を愛情たっぷりにエッセイに綴ってこられた村山さんが、このたび小説で動物たちと人間を描いたのはなぜなのでしょうか。