小説すばる7月号、好評発売中です!
2025年06月17日更新
【新連載】
佐藤 雫 「汽笛、聞こえる」
日本海の玄関口、新潟。信濃川の船着場に降り立ったナカは、哀しみを抱え立ち尽くしていた。
日本最古の保育園「赤沢保育園」の誕生を描く、著者の新境地を拓く意欲作。
【新連載】
神尾水無子「慶応四年、江戸炎上」
浅草一帯を取り仕切る町火消『を組』。
命懸けで猛火に立ち向かいながらも、若頭・零次の心によぎる思いは――
“江戸なんか、燃え尽きちまえばいい”
小説すばる新人賞受賞第一作が開幕!
【『ポピュリズム』刊行記念インタビュー】
堂場瞬一「日本政治の未来をフィクションで問う」
直接民主制へ移行し、国会が廃止された近未来の日本。
国民による直接投票で行われる首相選挙は大荒れだ。
果たして、社会はどちらへ舵を切るのだろうか。
堂場瞬一さんの通算195冊目の作品にして、実験的政治小説第二弾『ポピュリズム』の世界観を語ってもらった。
【『風読みの彼女』刊行記念対談】
宇山佳佑×檜山沙耶(フリーアナウンサー)「風が吹くたび、物語が生まれる」
小説すばる連載時から好評だった宇山佳佑さんの『風読みの彼女』が単行本になりました。
刊行にあたり、ウェザーニューズで気象キャスターとして活躍し、その後も活動の幅を広げる檜山沙耶さんとの対談が実現。
『風読みの彼女』について、風について、お天気について、お二人にお話しいただきました。
【読切短編】
宇野 碧「地下室のモンスター」
トロントで出会った実優と知花は、何もかも違うのに、不思議と通じ合う、互いにかけがえのない親友になった。
しかし、環境の変化に揺さぶられる中、実優はある失敗をおかしてしまう――
【読切短編】
市街地ギャオ「おれの舌禍」
総合電機メーカーの片隅で、社内で発生するあらゆるデザイン業務を日がな粛々とこなす入社五年目の沖田。
人気キャラ「もふのり」との再会を機に久方ぶりに創意に火がついて――
【インタビュー連載「注目の星」】
長谷川まりる「ジャンルを越えて、ひらめきを育む」
二〇二三年秋刊行の『杉森くんを殺すには』が第六二回野間児童文芸賞を受賞しベストセラーに。
児童文学の垣根を越えて注目を集める長谷川まりるさんが、念願だったと語る本格ファンタジー『アリーチェと魔法の書』を発表しました。
本作への思い入れと共にこれまでの道のりについてたっぷりお話を伺いました。
【第39回小説すばる新人賞】
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
新着コンテンツ
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インタビュー・対談2025年11月06日
インタビュー・対談2025年11月06日温 又柔×成田龍一「歴史の中の「私」と、私たち一人ひとりの「歴史」」
日本人である「私たち」を国家としての日本に縛り付ける「しがらみ。現代を代表する歴史学者と小説家による、「戦後日本」を解きほぐす対談。
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お知らせ2025年11月06日
お知らせ2025年11月06日すばる12月号、好評発売中です!
新作小説は新崎瞳さん、上田岳弘さん、竹林美佳さんの3本立て。平野啓一郎さんの芥川龍之介についての講演録や温又 柔さん×成田龍一さんの対談も!
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新刊案内2025年11月06日
新刊案内2025年11月06日これがそうなのか
永井玲衣
『水中の哲学者たち』で一躍話題となった著者は、ことばに支えられながら世界を見つめ続ける――。過去から現在までこの社会を考える珠玉のエッセイ集
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新刊案内2025年11月06日
新刊案内2025年11月06日猪之噛
矢野隆
伝説の猪との対峙の先に見えるものとは。手に汗握る猟師と害獣の死闘を描く、著者初の現代小説!
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お知らせ2025年11月05日
お知らせ2025年11月05日村田沙耶香さん『世界99』が野間文芸賞を受賞!
村田沙耶香さんの『世界99』が第78回野間文芸賞を受賞しました!
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インタビュー・対談2025年10月30日
インタビュー・対談2025年10月30日赤神 諒×後藤勝徳(一般社団法人歴史新大陸 代表理事)「史実と創作が紡ぐ、もう一つの幕末物語」
主人公のモデルとなった幕末の武士・瀧善三郎。彼の生涯をめぐり、善三郎の顕彰活動や舞台化に取り組む後藤さんと熱く語りあっていただきました。