小説すばる7月号、好評発売中です!
2024年06月17日更新

【新連載】
西條奈加『とまり木』
『心淋し川』から四年、直木賞作家による待望の時代長編。
故郷を追われ、江戸で無宿人となった崎郎。
ある日、「神酒」と名乗る男から怪しげな仕事を請け負うが――。
【新連載】
池上 彰『世界を動かす巨人たち』〈宗教家編〉 第1回 宗教はどう世界を動かしてきたのか
歴史を動かす 「個人」から現代を読み解く人気シリーズ最新作!
【対談】
『愚道一休』刊行記念 木下昌輝×朝井まかて「“わからない”を小説で問う」
風狂に生きた室町時代の破戒僧・一休宗純。
禅の道を究めんとした男の生涯に真っ向から挑んだ、木下昌輝さんの『愚道一休』がついに刊行されました。
今回は、大阪文学学校 (文校)の先輩でもある歴史小説の名手、朝井まかてさんをお迎えして、約十年ぶりの対談が実現!
文校伝統の「合評」で、互いの創作論をぶつけ合うなど、関西弁で繰り広げられるお二人の軽快なトークをご堪能あれ。
【対談】
『難問の多い料理店』刊行記念 結城真一郎×TAIGA(お笑い芸人)「人生が行きかう交差点に向かって」
スマホで注文し、あとは自宅に届くのを待つだけ。
コロナ禍前後で俄かに浸透し、多くの人が利用するようになったフードデリバリーサービス。
利用者の増加と共に、配達員として働く方々も増えました。
結城真一郎さんが仕掛けた今作は、そんな配達員たちが活躍するミステリです。
ウーバー芸人としても知られ、ご自身が現在も配達員をされているお笑い芸人のTAIGAさんをお招きし、今作の魅力と、配達員あるあるをお話しいただきました。
【読切短編】
結城真一郎『今度こそ許すまじ春野菜といんげん豆の冷製スープ事件』
彼氏の浮気を疑う琴音は、とある“店”の存在を親友から聞く。
ビーバーイーツを通して注文をするらしいが――。
本誌連載作『難問の多い料理店』スピンオフ小説をご賞味あれ。
【短期集中連載】
新庄 耕『地面師たち アノニマス』
本誌連載クライムノベルの傑作が7月25日(木)よりNetflixドラマ 『地面師たち』として世界配信が決定。
それを記念して「前日譚」となるスピンオフ短編を三号連続でお送りします!
【連作短編】
砂原浩太朗『武家女人記 縄綯い』
思いがけず夫に先立たれてしまったたえ。
姑と幼子を抱えた貧しさを極める暮らしのなか、たえが生きるために選んだ道は――。
【第38回小説すばる新人賞】
第37回小説すばる新人賞に多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました。
次の第38回より、WEB応募のみで作品を募集します。
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
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【ネガティブ読書案内】
第43回 伊良刹那さん
「読書する気が起きない時」
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浅田次郎さんのエッセイから始まる特集「戦争を書く」は小説、エッセイ、論考12本からなる大ボリューム!
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ティータイム
石井遊佳
なぜか笑えて、どこか怖い。奇妙奇天烈な小説を4篇収録した、約5年ぶりとなる待望の新作。
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社会派小説の旗手が提示する、有り得るかもしれない「未来」。
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石井遊佳「悲惨な物語を書きながらでも、どこかでボケたい」
自由な発想と巧みな文章世界で読者を魅了した石井遊佳さん。その発想、執筆の背景にあったものは。
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お知らせ2025年06月02日お知らせ2025年06月02日
小池水音さん『あのころの僕は』が第13回河合隼雄物語賞を受賞!
小池水音さん『あのころの僕は』が第13回河合隼雄物語賞に決定しました!