【新連載】
カツセマサヒコ「春に踊れば」
郊外のラブホテルの隣に建つ一軒家。
そこで平凡に暮らす小野太陽は、高2デビューを目論んでいた――。
ちょっぴり可笑しくて愛おしい、著者新境地となる青春小説がスタート!

【『ママがロックンロールしてたころ』刊行記念対談】
東山彰良×佐橋佳幸(ギタリスト/プロデューサー)「パワーコードが飛んでくる」
十歳のある日、母を名乗る人物に連れられてサイドカーで旅をした久保田ぺい
東山彰良氏の最新刊『ママがロックンロールしてたころ』は、そんな炳児の音楽と共にある人生を、時に激しく、時に冷静に、それでいて滑らかに辿っていくような作品だ。
第一線で活躍し続けるギタリスト・佐橋佳幸氏を迎え、本作について、そして小説と音楽の魅力を大いに語っていただいた。

【『キックス』刊行記念対談】
天沢時生×小川 哲「ダークサイドの滋賀を突き抜ける」
スニーカーの贋作で滋賀を、世界を手に入れる――。
天沢時生氏『キックス』は、破天荒に破天荒を重ねたギャングスタ小説だ。
同じくSF出身の大先輩である小川哲氏を迎え、天沢氏を作家として世に送り出した大森望氏に進行していただきながら、今作の魅力について深掘りディグしていただいた。

【特集 小説1926】
集英社は二〇二六年に創業一〇〇周年を迎えました。
一九二六年、大正から昭和へと向かう時代のなかで、小学館の娯楽出版部門として創設された集英社は、日本の出版文化とともにこの一〇〇年を歩んできました。
「小説1926」は、集英社が創業した一九二六年の出来事を糸口に、一〇〇年という時の流れや社会の変化に光を当てた短編小説を、さまざまな作家のかたに寄稿していただく特別企画です。

読切短編/伊吹有喜「帝都ロマンスガアル」
離婚後、実家にも居づらくなり、東京に出てタイピストとして丸ビルで働く美佐緒。
ある雨の日、謎の美しい青年と出会い……。

読切短編/千早 茜「ぱあらあ」
「百年前はなにもかも輝いていたのかな」
祖母のカヨ、母の実果、その娘の種。
大正時代から三代にわたって、女性たちはフルーツパーラーで酸いも甘いも苦いも味わってきた――

読切短編/中島京子「光文元年のクリスマス」
銀座のクリスマスに憧れている久代は、浜松からひとり汽車に乗って東京見物へ。
とうとう、東京にやってきたんだわ――。
だが、きらめく街に胸をときめかせる久代に、次々奇妙な出来事が……。

読切短編/山内マリコ「少女小説家の誕生」
雪深い富山で生きるハルは大正十五年の春、東京の兄の下宿先で女中として働きはじめる。
そこには、まるで異国のような暮らしがあった。

【エッセイ新連載】
渡邉裕規「ナベのくちから」
プロバスケットボールの選手でありながら、ラジオのパーソナリティや農業の活動もする宇都宮ブレックスの渡邉裕規選手。
「すばる」で好評を博したエッセイ連載が「小説すばる」へお引っ越しします!

【インタビュー連載「注目の星」】
永井紗耶子「四角い江戸観をアップデートする」
江戸時代後期、かいせいりょうという儒学者・経世家がいた。
尾張徳川に仕えていたものの、現代的な考えを持ち、「自由自在に生きろ」「忠義は方便だ」など、当時の人が驚くような斬新な主張をした青陵。
なぜいま彼の教えと生き方を描いたのか?
直木賞受賞作『木挽町のあだ討ち』の映画化も話題の永井紗耶子さんに、その想いを伺いました。

【第39回小説すばる新人賞】
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。

連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。