すばる5月号、好評発売中です!
2024年04月06日更新
すばる5月号、好評発売中です!
松田青子さんの新連載「ポリゴナムの集会室」と、
山内マリコさんの連作小説「ペンと絵封筒」は必読!
キム・ソヨンさん文月悠光さんの対談、詩人・左川ちかに関する講演・対談では、
古今における「詩」の役割が見えてくる……!
【新連載】
松田青子「ポリゴナムの集会室」
「その年、わたしはただ静かに、ただ目立たずに、ただ日々をやり過ごすことで時を越えようとしていた」。学校、他人、自分、いろんなことが「気持ち悪い」わたし。ある日、バスに揺られ音楽を聴くわたしの前に、その「人のかたち」は現れた。
【小説】
山内マリコ「ペンと絵封筒」
大正四年、父の転勤に伴い東京から大阪へと移り住んだ松本新子。「華羊」の号で日本画を描く彼女はやがて、大阪で活躍する同年代の女性絵師たちと出会い、ともに画会を開くことに。実在の人物をモデルに綴られた、女性と表現の物語。
【小説】
水原涼「台風一過」
何かの言葉を交わして始まったわけではない関係。最後に会ったのがいつだったのか思い出せない相手。「終わること」が決まってから、交わされた会話――「不在」の手触り、その始まりを確かめようとする人々の物語。
【シリーズ対談「変化する価値観と物語の強度(4)」】
桜庭一樹×かが屋(加賀翔・賀屋壮也)「笑いの多様性――誰も傷つけない笑いと、社会へのカウンターになる笑い」
桜庭一樹さんが「新時代のクリエイター」として注目する人々と対話するシリーズ。今回はかが屋のコントの「現代性」に迫ります。
【対談】
キム・ソヨン×文月悠光「悲しみに寄り添うのが詩人の役割」
2023年秋に詩集『数学者の朝』が邦訳され、注目を集めるキム・ソヨンさんと、『パラレルワールドのようなもの』で富田砕花賞を受賞した文月悠光さんの対談。日韓の詩の第一線で活躍するお二人が語らう「詩の現在」。
【講演と対談】
「左川ちか モダニズムの女性詩人」
昭和十一年、二十四歳で夭逝するまで、詩人・翻訳家として生きた左川ちか。ヴァージニア・ウルフ作品を翻訳し、最前線で詩作を重ねた。北海道立文学館での特別展「左川ちか 黒衣の明星」での川村湊氏の講演、川村氏と島田龍氏の対談を載録。
【文芸漫談】
奥泉光×いとうせいこう「大江健三郎『水死』を読む」
「後期の仕事(レイト・ワーク)」と聞き私たちが思い浮かべるのは、静かな筆致で人生を振り返る類の私小説だろう。ところが大江健三郎が晩年に発表したのは、円熟や調和とは程遠く、過激さに溢れた「私小説」だった。
【第49回すばる文学賞】
みずみずしく意欲的な力作・秀作をお待ちしています。募集要項は http://subaru.shueisha.co.jp/bungakusho/ をご覧ください!
連載小説、対談、エッセイ、コラム等、豊富な内容で毎月6日発売です。
新着コンテンツ
-
インタビュー・対談2026年03月27日
インタビュー・対談2026年03月27日『ママがロックンロールしてたころ』刊行記念対談 東山彰良×佐橋佳幸「パワーコードが飛んでくる」
常に音楽と共にある主人公の人生を描いた本作について、第一線で活躍し続けるギタリスト・佐橋佳幸氏を迎え、語り合っていただきました。
-
インタビュー・対談2026年03月26日
インタビュー・対談2026年03月26日天沢時生×小川 哲「ダークサイドの滋賀を突き抜ける」
同じくSF出身の小川哲氏、天沢氏を作家として世に送り出した大森望氏と、今作の魅力について深堀りしていただいた。
-
新刊案内2026年03月26日
新刊案内2026年03月26日ママがロックンロールしてたころ
東山彰良
ペイジが赤ん坊のときに家を飛び出した「ママ」は、バイクで遊び行こうといきなり言い出し……。サイドカーの2日間の旅が、ペイジの何かを変えた。
-
新刊案内2026年03月26日
新刊案内2026年03月26日吸血鬼
遠野遥
女性は中学生になると若さや美しさによって十二等級に順位付けされ、社会的に地位のある男性に人生を支配される。これは架空の物語――?
-
新刊案内2026年03月26日
新刊案内2026年03月26日キックス
天沢時生
時価約六億の値をつけた伝説のスニーカーを巡って、贋作で滋賀から世界を掴み取る、反逆の”純愛”小説。
-
インタビュー・対談2026年03月25日
インタビュー・対談2026年03月25日東山彰良「何も起こらないけれど、何か残るものがある話が書きたかった」
実在のアーティスト名や曲名も詰まった最新作について、執筆時の著者の思いとは。