内容紹介
火事で家族を失った大学生の水城朔実(みずき・さくみ)は、自らを育ててくれた恩人に頼まれ、「幻堂設計事務所」、通称「まぼろし堂」を訪れる。あるじの幻堂風彦(げんどう・かざひこ)が案内してくれたのは、館内に迷路のように広がる部屋の数々。この「まぼろし堂」には、「あかずの間」を貸し出すというもう一つの顔があり、さらには訳ありげな下宿人たちを受け入れてもいて……。
金木犀香る北鎌倉の古い洋館を舞台に繰り広げられる、心あたたまるファンタジック・ミステリー。
【目次】
一章 開けっぱなしの密室
二章 地下室の向こうへ
三章 天の鍵穴
四章 いつかオルゴールが鳴る日
五章 木犀の香に眠る
プロフィール
-
谷 瑞恵 (たに・みずえ)
三重県出身。1997年、『パラダイスルネッサンス――楽園再生』でロマン大賞佳作に入選し、デビュー。「伯爵と妖精」「思い出のとき修理します」「異人館画廊」などの文庫シリーズ、単行本では『木もれ日を縫う』『語らいサンドイッチ』『神さまのいうとおり』など、著書多数。
新着コンテンツ
-
インタビュー・対談2026年09月17日
インタビュー・対談2026年09月17日神尾水無子「炎が映し出す相剋と相生」
小説すばる新人賞を受賞した『我拶もん』は江戸中期の陸尺が主人公でした。今回は幕末の火消しの物語。作品に託した思いをたっぷり伺いました。
-
インタビュー・対談2026年09月16日
インタビュー・対談2026年09月16日AKIRA×川村壱馬×平沼紀久「ふたつのフェーズ、『新世界』へ」
『HiGH&LOW』の衝撃から十年――。数多の熱狂的なファンに支持され、無限の広がりを見せるこの世界はどこへ向かうのか。
-
お知らせ2026年09月16日
お知らせ2026年09月16日小説すばる10月号、好評発売中です!
『HiGH&LOW』10周年祭りに刮目せよ! 豪華執筆陣によるオリジナル小説、エッセイ、コラムと盛りだくさんでお届けします。
-
連載2026年09月15日
連載2026年09月15日だれにも僕らを見つけられない
大前粟生
あの夜、鮎太は十七歳で、ひっしーは十七歳で、春井は十七歳だった。
偶然出会った男子3人の友情と必死のサバイブを描く、強くあたたかな青春小説。 -
連載2026年09月15日
連載2026年09月15日だれにも僕らを見つけられない
大前粟生
どこまでも歩けそうな夜。死にたくなる夜。明るい場所にいけばさびしくないんじゃないかと期待する夜。夜には種類がある。
-
お知らせ2026年09月08日
お知らせ2026年09月08日『ハヤブサ消防団 森へつづく道』発売記念 サイン入りTシャツプレゼントキャンペーンのお知らせ
『ハヤブサ消防団 森へつづく道』の発売を記念し、著者の池井戸潤さんの直筆サイン入りTシャツをプレゼントするキャンペーンを実施いたします。