内容紹介
火事で家族を失った大学生の水城朔実(みずき・さくみ)は、自らを育ててくれた恩人に頼まれ、「幻堂設計事務所」、通称「まぼろし堂」を訪れる。あるじの幻堂風彦(げんどう・かざひこ)が案内してくれたのは、館内に迷路のように広がる部屋の数々。この「まぼろし堂」には、「あかずの間」を貸し出すというもう一つの顔があり、さらには訳ありげな下宿人たちを受け入れてもいて……。
金木犀香る北鎌倉の古い洋館を舞台に繰り広げられる、心あたたまるファンタジック・ミステリー。
【目次】
一章 開けっぱなしの密室
二章 地下室の向こうへ
三章 天の鍵穴
四章 いつかオルゴールが鳴る日
五章 木犀の香に眠る
プロフィール
-
谷 瑞恵 (たに・みずえ)
三重県出身。1997年、『パラダイスルネッサンス――楽園再生』でロマン大賞佳作に入選し、デビュー。「伯爵と妖精」「思い出のとき修理します」「異人館画廊」などの文庫シリーズ、単行本では『木もれ日を縫う』『語らいサンドイッチ』『神さまのいうとおり』など、著書多数。
新着コンテンツ
-
お知らせ2026年08月07日
お知らせ2026年08月07日『ハヤブサ消防団 森へつづく道』発売記念 サイン本プレゼントキャンペーンのお知らせ
『ハヤブサ消防団 森へつづく道』の発売を記念し、著者の池井戸潤さんの直筆サイン本をプレゼントするキャンペーンを実施いたします。
-
インタビュー・対談2026年08月07日
インタビュー・対談2026年08月07日池井戸潤×逢坂 剛「自分の領土を、どんどん開拓する。作家は、「馬力」で勝負です。」
柴田錬三郎賞を受賞した『ハヤブサ消防団』。選考委員のひとりである逢坂剛氏をゲストに、それぞれの小説論、エンタメ観について語り合う。
-
インタビュー・対談2026年08月06日
インタビュー・対談2026年08月06日上田岳弘「漂流する時代、ファンタジーという生命線」
執筆と前後して小説家としてのターニングポイントを迎えたという上田さんの「現在地」について詳しくお聞きしました。
-
お知らせ2026年08月06日
お知らせ2026年08月06日すばる9月号、好評発売中です!
読切短編は井上荒野さん、本谷有希子さん、沼田真佑さんの3本立て。現在選考が進んでいる今年度すばる文学賞、予選通過作発表!
-
インタビュー・対談2026年08月05日
インタビュー・対談2026年08月05日池井戸潤「過去と現在の「接点」を探して」
柴田錬三郎賞受賞作にして中村倫也主演でドラマ化され大ヒットした池井戸潤初の“田園ミステリ”、待望の続編執筆の日々、その格闘を振り返ります。
-
お知らせ2026年08月01日
お知らせ2026年08月01日渡辺優さんの『女王様の電話番』が島清恋愛文学賞を受賞!
渡辺優さんの『女王様の電話番』が第32回島清恋愛文学賞に決定しました!