内容紹介
群ようこさんが日常のなかでの小さな幸福を探す「集英社 文芸ステーション」人気連載エッセイが一冊にまとまりました!
連載中に新型コロナウイルス問題がどんどん深刻化していきましたが、焦りすぎず、慌てすぎず、いい意味で「変わらない」群さんのライフスタイルは、読み手である私たちの心を落ち着かせる不思議な力を持っています。
いまだストレスの多い不安な日常が続いていますが、ため息をつきたくなった時には、ぜひ本書を開いてみてください。
ふっと肩の力が抜けて、元気がじんわり湧いてくると思います。
プロフィール
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群 ようこ (むれ・ようこ)
1954年東京生まれ。日本大学藝術学部卒業。広告会社などを経て、「本の雑誌社」勤務の傍ら、84年にエッセイ『午前零時の玄米パン』を刊行。同年に同社を退職し専業作家となる。
小説に『無印OL物語』などの〈無印〉シリーズ、『おたがいさま れんげ荘物語』などの〈れんげ荘〉シリーズ、『今日もお疲れさま パンとスープとネコ日和』などの〈パンとスープとネコ日和〉シリーズの他、『かもめ食堂』『また明日』、エッセイに『きものが着たい』『たべる生活』『これで暮らす』、評伝に『贅沢貧乏のマリア』『評伝・平林たい子伝 妖精と妖怪のあいだ』など著書多数。
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