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蝶のゆくへ

蝶のゆくへ

蝶のゆくへ

葉室麟 著
2018年8月3日発売
ISBN:978-4-08-771153-0
定価:本体1700円+税

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ガールズ・ビー・アンビシャス!
新しい生き方を希求した、明治の女性たちの群像。

編集者のテマエミソ新刊案内

自分らしく生きたいと願い、葛藤した明治の女性たちの群像。
歴史時代小説作家・葉室 麟氏が遺した感動の歴史長編、待望の刊行!

 

旧仙台藩士の三女として生まれた星りょう(後の相馬黒光)。
その利発さから「アンビシャスガール」と呼ばれたりょうは、自分らしく生きたい、何事かをなしたいと願い、明治28年に東京の明治女学校へ入学。
女子教育向上を掲げる校長の巌本善治から「蝶として飛び立つあなた方を見守るのがわたしの役目」と語りかけられたりょうは、夢と希望を胸に、学び舎に飛び込みました。
明治女学校の生徒・斎藤冬子と教師・北村透谷の間に生まれた悲しい恋。夫・国木田独歩のもとから逃げたりょうの従妹・佐々城信子が辿った道のり。義父の勝海舟との間に男女の関係を越えた深い愛と信頼を交わした英語教師のクララ・ホイットニー。校長・巌本の妻であり、病を抱えながらも翻訳家・作家として活躍した若松賤子。賤子に憧れ、その病床へ見舞いに訪れた樋口一葉……。
りょうが出会った、新しい生き方を希求する明治の女性たち。その希望と挫折、喜びと葛藤が胸に迫る感動の歴史長編の誕生です!

著者プロフィール

葉室麟はむろ・りん
1951年小倉市(現北九州市)生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年『乾山晩愁』で歴史文学賞を受賞し、作家デビュー。2007年『銀漢の賦』で松本清張賞、2012年『蜩ノ記』で直木賞、2016年『鬼神の如く 黒田叛臣伝』で司馬遼太郎賞を受賞。『大獄 西郷青嵐賦』『天翔ける』『玄鳥さりて』『雨と詩人と落花と』『青嵐の坂』など 著書多数。2017年12月逝去。

蝶のゆくへ

蝶のゆくへ
葉室麟 著
2018年8月3日発売
ISBN:978-4-08-771153-0
定価:本体1700円+税

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