
プロフィール
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タン・フランス (Tan France)
イギリス、サウスヨークシャー州ドンカスターに生まれる。パキスタン系移民3世として、ムスリムの家庭で育つ。子供のころ、祖父がデニム工場を経営していたことからファッションに興味を持ち、いろいろな職を経て服飾デザイナーとなる。女性向けアパレルブランド〈キングダム&ステイト〉の立ち上げに成功し、有名ブロガーと共同経営した〈レイチェル・パーセル〉でさらなる人気を呼んだ。その後事業を売却。休暇中にNetflixからリアリティ・ショー『クィア・アイ』リブート版のオーディションの打診を受け、見事合格する。現在は各メディアで活躍し、多忙な日々を送っている。Instagramアカウントのフォロワー数は300万人を超える。
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安達 眞弓 (あだち・まゆみ)
宮城県出身。外資系メーカー広報を経てフリーの翻訳者に。実務・文芸翻訳を手がける。
訳書に、タン・フランス『僕は僕のままで』(集英社)、タイラー・ディルツ『悪い夢さえ見なければ』『ペインスケール』、フィン・ベル『死んだレモン』(以上創元推理文庫)、パイパー・カーマン『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月』(共訳/駒草出版)など多数。
担当編集より
【試し読み】Netflix『クィア・アイ in Japan!』がついに配信!出演者タン・フランスが自分らしい生き方を語る『僕は僕のままで』、第1章を全文公開
「自分の心に素直に生きることの大切さ、勇気を貰いました!」
──水原希子(モデル・女優)
Netflixで配信中の『クィア・アイ』という番組をご存知でしょうか。いま世界中で話題になっているリアリティ・ショーです。
「5人のゲイが依頼人の人生を変える」というコンセプトで始まった当番組。5つの分野(ファッション、美容、ワイン・フード、インテリア、カルチャー)のエキスパートである〈ファブ5(fabulous5)〉が、依頼人の元を訪れ変身させていく、という内容です。
『僕は僕のままで』(安達眞弓訳)は、そのファッション担当によるタン・フランスによるメモワール。アメリカとイギリスで瞬く間にベストセラーとなりました。
そしてとうとう『クィア・アイin Japan!』が配信開始。合わせて、『僕は僕のままで』第1章を全文公開いたします!
記事はこちらから。
タン・フランス『僕は僕のままで』第1章全文公開(前編)
著者タン・フランスはイギリスの地方都市で、パキスタン系移民の三世として生まれました。肌の色が浅黒いこと、ムスリムの家であること、ゲイであること。様々な面から差別を受けたその半生は、番組内では明かされてこなかったものばかりです。
第1章では、幼い頃の思い出として、最初から男性が好きだったこと、肌の色によっていじめられたことについても語っています。
彼ならではのブリティッシュジョークに満ちたメモワール、ぜひNetflix『クィア・アイ』のお供にお楽しみください。
(担当編集K・S)
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