プロフィール
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恩田 陸 (おんだ・りく)
1964年、宮城県生まれ。92年に『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞と本屋大賞、06年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で直木賞と二度目の本屋大賞をそれぞれ受賞。近著に『スキマワラシ』『愚かな薔薇』『なんとかしなくちゃ。青雲編』など。
担当編集より
恩田陸さんの最新長編『スキマワラシ』が刊行されました。
本作は、古い物に触れると過去が見える能力を持つ男・散多(さんた)と、古道具屋を営む兄・太郎が謎に巻き込まれていく、ファンタジックなミステリ長編。
兄弟が幼いころに亡くなった両親にまつわる謎と、廃ビルで目撃されたという“少女”の都市伝説を軸に物語は進んでいきます。
充実したメインストーリーに絡んで、古い名建築のエピソードや、古物にまつわる怪談、現代アートのフェスティバル、都市の再開発…などなど、恩田さんの作品ならではの多種多様な要素が472ページにギュッ!と詰まっています。
「スキマワラシ」というタイトル通り、座敷わらしにも通じるような不思議な存在が、この作品のそこかしこに現れては消えていきます。
どこか懐かしくて、時折ドキッとするような想像力にあふれた恩田ワールド、ぜひお楽しみください。
編集T
「青春と読書」公式サイト http://seidoku.shueisha.co.jp/ にて、
著者インタビューが掲載されています。合わせてお楽しみください!
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