内容紹介
奥多摩のさらにその奥の町で、父と暮らしていた久保田炳児(ペイジ)。
変わった名前の由来は、レッド・ツェッペリンのギタリスト「ジミー・ペイジ」だそうだ。「ジミ・ヘンドリックス」も候補だったらしい。
十歳になったある日、小学校の校門で女性に声をかけられた。
「あたしはあんたのママなの」
ペイジが赤ん坊のときに家を飛び出した「ママ」は、バイクで遊び行こうといきなり言い出し……。後からわかったことだけど、母は末期がんに侵されていた。
サイドカーに乗った2日間の旅が、ペイジの何かを変えた――。
プロフィール
-
東山 彰良 (ひがしやま・あきら)
1968年、台湾台北市生まれ。9歳の時に家族で福岡へ移住。2003年、「このミステリーがすごい!」大賞銀賞・読者賞受賞の長編を改題した『逃亡作法 TURD ON THE RUN』でデビュー。09年『路傍』で大藪春彦賞、15年『流』で直木賞を受賞。16年『罪の終わり』で中央公論文芸賞、17~18年『僕が殺した人と僕を殺した人』で、織田作之助賞、読売文学賞、渡辺淳一文学賞を受賞。近著に『怪物』『わたしはわたしで』『邪行のビビウ』『三毒狩り』などがある。
新着コンテンツ
-
インタビュー・対談2026年08月24日
インタビュー・対談2026年08月24日『小説 ヒトラー』全三巻刊行開始記念 佐藤賢一「ヒトラーの何が悪かったのか、何が怖いのかということを
いまなおさまざまな角度から検証され続けているこの人物を、佐藤さんはどのように描いたのか。本書に込めた思いを伺いました。
-
インタビュー・対談2026年08月20日
インタビュー・対談2026年08月20日櫛木理宇「想像力に訴えかける「音」のホラーは、小説に向いている」
決して口にしてはいけない言葉・忌み語がテーマの本作。引き込まれる戦慄の“聴覚”ホラーについて、櫛木さんにお話を伺いました。
-
お知らせ2026年08月17日
お知らせ2026年08月17日小説すばる9月号、好評発売中です!
今号の目玉は吉田修一さん、篠田節子さん、長岡弘樹さん、周防柳さんによる超豪華新連載4本立て!
-
インタビュー・対談2026年08月10日
インタビュー・対談2026年08月10日『ノー・ファンタジー』刊行記念対談 上田岳弘×川村真司「現実を生き抜くためのファンタジー」
映像、広告、デザインの領域で世界的に活躍し、上田さんの作品に関心を寄せてこられたクリエイティブディレクターの川村真司さんとの対談が実現!
-
お知らせ2026年08月07日
お知らせ2026年08月07日『ハヤブサ消防団 森へつづく道』発売記念 サイン本プレゼントキャンペーンのお知らせ
『ハヤブサ消防団 森へつづく道』の発売を記念し、著者の池井戸潤さんの直筆サイン本をプレゼントするキャンペーンを実施いたします。
-
インタビュー・対談2026年08月07日
インタビュー・対談2026年08月07日池井戸潤×逢坂 剛「自分の領土を、どんどん開拓する。作家は、「馬力」で勝負です。」
柴田錬三郎賞を受賞した『ハヤブサ消防団』。選考委員のひとりである逢坂剛氏をゲストに、それぞれの小説論、エンタメ観について語り合う。

