小説すばる4月号、好評発売中です!
2023年03月17日更新
【新連載】
木下昌輝『愚道一休』
室町時代の禅僧・一休宗純。
風狂に生きた破戒僧の生涯に迫る、著者渾身の意欲作がついにスタート!
【新連載】
上畠菜緒『イグアナの花園』
「友達の輪」に溶け込めない小学生の美苑が心通わせたのは鱗の生えた、美しく優しい生き物たちだった。
小すば新人賞作家がやっかいな人間関係を温かに描く初長編!
【連載】
神永 学『浮雲心霊奇譚 邪鬼の泪』
おのれの運命と対峙するため京へと向かう浮雲 一行。次なる怪異は人を喰らう鬼? 人気シリーズ再始動!
【読切短編】
人間六度『完全努力主義社会』
ある日、突如空から降ってきた謎の生命体「M&M」。
脅威に晒された社会は最適化の末、努力主義を採用した 。
――報われるしかない努力に、運命に、抗え。
【読切短編】
木犀あこ『幾何学館の一夜』
真奈華の運転で向かうのは、山奥にある奇妙な館 。
仮装した人々が集まり、奇妙なゲームが繰り広げられる。
【シリーズ連載】
古内一絵『東京ハイダウェイ タイギシン』
つらければ、逃げてもいい――。
そんなきれいごとに圭太の心は塞ぐばかりだった。
【読切中編】
永原 皓『オークショニア 運慶は微笑う』 後編
行方を追う「運慶仏」の下半身は損壊している――。
真島の語りに、椎名は静かに耳を傾ける 。その日、那須町を襲ったのは、東日本大震災だった。
【第36回小説すばる新人賞】
募集要項はhttp://syousetsu-subaru.shueisha.co.jp/sinjinsyo/をご覧下さい。ご応募をお待ちしております。
連載小説、インタビュー、対談、エッセイ、書評等、豊富な内容で毎月17日発売予定です。
新着コンテンツ
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お知らせ2024年05月02日お知らせ2024年05月02日
すばる6月号、好評発売中です!
村田沙耶香さんの「世界99」が堂々完結。最新刊『グリフィスの傷』刊行記念の千早茜さんと石内都さんの対談も注目!
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インタビュー・対談2024年05月01日インタビュー・対談2024年05月01日
千早茜×石内都「傷痕の奥に見えるもの」
千早茜さんが今作の着想源にしたのは、世界的写真家の石内都さんの傷痕をテーマにした作品群。お二人にとっての書くこと、撮ることとは。
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インタビュー・対談2024年04月26日インタビュー・対談2024年04月26日
千早茜「十人十色の「傷痕」を描いた物語」
短篇ならではの切れ味を持った十篇、それぞれにこめた思いとは。
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小路幸也「愛って何だろうね。何歳になってもわからないよ」
大人気シリーズの『東京バンドワゴン』も第十九弾。今回のテーマ「LOVE」を、ホームドラマでどう料理するか。その苦心と覚悟とは。
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キャント・バイ・ミー・ラブ 東京バンドワゴン
小路幸也
愛を歌って生きていく。いつにも増して「LOVE」にあふれた大人気シリーズ第19弾!
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新刊案内2024年04月26日新刊案内2024年04月26日
グリフィスの傷
千早茜
からだは傷みを忘れない――「傷」をめぐる10の物語を通して「癒える」とは何かを問いかける、切々とした疼きとふくよかな余韻に満ちた短編小説集。