内容紹介
飲食店で働く〈しゅう〉は、恋人〈アカリ〉と、雑居ビル最上階のプレハブで暮らしている。
彼女の様子が最近おかしいことに気づいた〈しゅう〉が、思い切って理由を訊いてみると、到底受け入れることのできないような告白が返ってきた。〈しゅう〉は大きな衝撃を受けるが、その後も謎めいた〈アカリ〉の行動を必死に追っていく。すると、さらに思いがけない展開へと結びついていき……。
大都市の片隅で真摯に生きる二人を描いた、待望の長編小説。
プロフィール
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辻 仁成 (つじ・ひとなり)
東京都生まれ。1989年「ピアニシモ」で第13回すばる文学賞を受賞。作家・詩人・画家・ミュージシャン・映画監督と幅広いジャンルで活躍している。97年「海峡の光」で第116回芥川賞、99年『白仏』の仏語版"Le Bouddha blanc"でフランスの代表的な文学賞であるフェミナ賞の外国小説賞を日本人として初めて受賞。『オキーフの恋人 オズワルドの追憶』『日付変更線』『父 Mon Père』『十年後の恋』『パリ情景 動かぬ時の扉―Vision de Paris―』他、著書多数。
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