小川哲さんの『地図と拳』が第168回直木賞に決定しました!

●小川哲『地図と拳』

地図と拳書影

【内容紹介】

ひとつの都市が現われ、そして消えた。
日露戦争前夜から第2次大戦まで、満洲の名もなき街へと呼び寄せられ、
「燃える土」をめぐり殺戮の半世紀を生きる男たちの運命を描く。

日本からの密偵に帯同し、通訳として満洲に渡った細川。
ロシアの鉄道網拡大のために派遣された神父クラスニコフ。
叔父にだまされ不毛の土地へと移住した孫悟空。
地図に描かれた存在しない島を探し、海を渡った須野……。

奉天の東にある〈李家鎮〉へと呼び寄せられた男たち。
「燃える土」をめぐり、殺戮の半世紀を生きる。

日本SF界の新星が放つ歴史×空想巨編!

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