内容紹介
踊るように闘い、祈るように働く――
気づけばティーンエージャーの息子、生活を共にするようになった恋人。自分だけのために作るナポリタン、国会中継へのやるせない憤り、20年ぶりにこじ開けた鼻ピアス。
女性として、写真家として、シングルペアレントとして、生活者として。
アラフォーからアラフィフの10年間を月々ありのままに記録した、伸びやかでパンクなレジスタンス・エッセイ!
プロフィール
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長島 有里枝 (ながしま・ゆりえ)
1973年東京生まれ。1993年、現代美術の公募展での受賞を経てデビュー。1999年、カリフォルニア芸術大学MFA取得。2015年、武蔵大学人文科学研究科社会学専攻博士前期課程修了。2001年、写真集『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、短編集『背中の記憶』で第23回三島由紀夫賞候補、第26回講談社エッセイ賞受賞。2020年、第36回写真の町東川賞国内作家賞受賞。2022年、『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』で日本写真協会賞学芸賞受賞。日常の違和感を手がかりに、他者や自分との関係性を掘り下げる作品を制作しつづけている。近著に『Self-Portraits』『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』など。
新着コンテンツ
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お知らせ2025年10月24日
お知らせ2025年10月24日弊社刊『青の純度』につきまして
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インタビュー・対談2025年10月24日
インタビュー・対談2025年10月24日大島真寿美「少女漫画編集部という宇宙、ジグザグした形の星をまるごと描きたかった」
少女漫画誌について書こうと決めてから十年、どんな経緯でこの小説が生まれたかについて、じっくりとうかがいました。
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インタビュー・対談2025年10月24日小池真理子「“永遠”を描く心理小説」
運命の不条理に翻弄される三人の男女の心の動きに焦点を当てた、三年ぶりの長編『ウロボロスの環』にこめた思いを伺いました。
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新刊案内2025年10月24日
新刊案内2025年10月24日ウロボロスの環
小池真理子
人生を狂わせるほどの秘密ではなかった。――そのはずだった。廻り続ける「生」への不安を克明に描ききった、原稿1100枚に及ぶ傑作大長編。
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新刊案内2025年10月24日うまれたての星
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昭和のあの頃、百万人の少女たちを夢中にさせた漫画雑誌があった!編集部で働く人々の時代の熱を描き出す大河長編!
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新刊案内2025年10月24日
新刊案内2025年10月24日夏鶯
赤神諒
史実「神戸事件」をもとに、知られざるラストサムライを描いた幕末時代小説。


