
内容紹介
踊るように闘い、祈るように働く――
気づけばティーンエージャーの息子、生活を共にするようになった恋人。自分だけのために作るナポリタン、国会中継へのやるせない憤り、20年ぶりにこじ開けた鼻ピアス。
女性として、写真家として、シングルペアレントとして、生活者として。
アラフォーからアラフィフの10年間を月々ありのままに記録した、伸びやかでパンクなレジスタンス・エッセイ!
プロフィール
-
長島 有里枝 (ながしま・ゆりえ)
1973年東京生まれ。1993年、現代美術の公募展での受賞を経てデビュー。1999年、カリフォルニア芸術大学MFA取得。2015年、武蔵大学人文科学研究科社会学専攻博士前期課程修了。2001年、写真集『PASTIME PARADISE』で第26回木村伊兵衛写真賞受賞。2010年、短編集『背中の記憶』で第23回三島由紀夫賞候補、第26回講談社エッセイ賞受賞。2020年、第36回写真の町東川賞国内作家賞受賞。2022年、『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトへ』で日本写真協会賞学芸賞受賞。日常の違和感を手がかりに、他者や自分との関係性を掘り下げる作品を制作しつづけている。近著に『Self-Portraits』『テント日記/「縫うこと、着ること、語ること。」日記』など。
新着コンテンツ
-
お知らせ2025年04月28日お知らせ2025年04月28日
集英社文芸作品のオーディオブックが好評配信中です
集英社では「KOTOBA(言葉)を紡いでOTO(音)と届ける」というコンセプトのもと、“オーディオブック”にも力を入れています!
-
インタビュー・対談2025年04月28日インタビュー・対談2025年04月28日
井上芳雄(俳優)×加藤和樹(俳優)「「男二人」が物語を熱くする」
今最も輝くミュージカル俳優のお二人が、作品を通して人にそして己に向き合い語る、ライバル論、友情論とは。
-
インタビュー・対談2025年04月25日インタビュー・対談2025年04月25日
宇田川拓也×狩野大樹×渡邉森夫「書店員が語る〈東京バンドワゴン〉の魅力」
各文庫の「解説」を執筆し、作中に同名の人物が登場するというこのシリーズ恒例の企画にご協力いただいた書店員のお三方による特別鼎談!
-
新刊案内2025年04月25日新刊案内2025年04月25日
風読みの彼女
宇山佳佑
『桜のような僕の恋人』の書き手による圧倒的新境地。爽やかな風が織りなすファンタジック・ストーリー!
-
新刊案内2025年04月25日新刊案内2025年04月25日
ザ・ネバーエンディング・ストーリー 東京バンドワゴン
小路幸也
人気シリーズ、ついに辿り着いた第20弾!
-
連載2025年04月25日連載2025年04月25日
ナモナキ生活はつづく
第20回:故郷
誰かに傷つけられたり、誰かを傷つけたり……故郷にまつわる複雑な思いについて。